最高のエンターテイメント
本日はBEYOOOOONDSが初めて挑む超決戦、BEYOOOOONDSツアー武道館単独公演に出撃する。
昨今、ハローは人気上昇に伴いFCでもチケットの確保が難しくなってきた。前回まーちゃん卒コン武道館も、当選はしたが2階席だった。今回もおしなべて、2階のしかも後ろから2番目の本当の天空席だ。FCでここって。ファンクラブの意義はあるのか。
しかし、当選すれば天国チケットが確保できなければ地獄。今回も与えられた使命は、メンバーのお目にブレードの光を留めてもらう事だ。つまり、武道館の星となる(物理的に)つもりで挑む。
まずは、OCHA NORMAのオープニングアクトだ。
姫良々ちゃんがグループとして、武道館のステージに。小さかった子が立派な姿で輝いているのを見守るのは、感慨深いのう。
あったまったところでついに本軍の出番。
お馴染みとなったサブステが突き出した円形ステージ。
身体表現と演劇がモットー、変幻自在の演目がついに武道館で繰り広げられる!
開演
01. 英雄〜笑って!ショパン先輩〜
02. 虎視タンタ・ターン
03. Go Waist
04. ニッポンノD・N・A!
05. きのこたけのこ大戦記
06. 雨ノ森川海 メドレー
〜ヤバイ恋の刃〜そこらのやつとは同じにされたくない〜GIRL ZONE
07. SeasoningSメドレー
08. CHICA#TETSUメドレー
〜高輪ゲートウェイ駅ができる頃には〜二年前の横浜駅西口〜都営大江戸線の六本木駅で抱きしめて
ハイブリッド寸劇「眼鏡くんは罪なやつ」
09. 眼鏡の男の子
11. 恋のおスウィング
12. 元年バンジージャンプ
13. OOOOOVERTURE
15. 激辛LOVE
16. ハムカツ黙示録
17. Now Now NIngen
18. 恋愛奉行
19. ビタミンME
20. フレフレ・エブリデイ
21. アツイ!
22. オンリーロンリー
EN01. 涙のカスタネット
EN02. 全曲振り返りメドレー
EN03. 伸びしろ〜Beyond the World〜
その形を崩さず、初の武道館という最高峰の舞台を余す事なく利用しさらに自分達の形を貫いた。
さすがに、途中で武道館を味わうべくMCを入れたり、これまた初のちゃんとしたアンコールの拍手に応えて登場する演出だ。
アンコールって、特別なものだからね。
グループ内で3つのユニットに分かれているので、それぞれの色、形をちゃんと出してきたのも凄い。
全くと言っていいほど違うユニットなのに、しっかり表現され、これだけでも見応え充分。
そして、その異なるユニットが合わさって形作られるのが、グループ名の如し、BEYOOOOONDS。
何度も言うが、まさに変幻自在、そして唯一無二。
ハローのグループは、それぞれが秀でたパワーがあり、歌、ダンス、ビジュアルそしてバラエティと、伝統を受け継ぎ立ち替わるメンバーがグループを繋いでいっている。
言ってしまえば、それらの強さを全部ひっくるめて併せ持っているのがBEYOOOOONDSと言っても過言ではないと思う。
だから、唯一無二なのだ。
個人的に魅了されるのは、その楽曲の秀逸さ。
聴いてすぐに分かるハローの曲、さらに時代のオマージュ、そしてメタル、スウィングJAZZ、カントリーミュージックなどなど。
聴いていて、耳が喜ぶとはこの事だ。
当たり前だが、たくさんの曲調があるという事は、もちろん多岐にわたる曲調を自分達のものにしてパフォーマンスしなければならないという事。
与えられた曲とはいえ、並大抵ではないのは素人の自分でも分かる。
それを力に携え、根幹にある身体表現と演劇、というグループカラーを見事に披露する姿は、毎回感動さえするものだ。
それを大舞台の日本武道館でも、これでもかと見せつけたBEYOOOOONDS。これが、唯一無二たる由縁。
そしてそして。武道館のステージにグランドピアノが置いてあるハローのコンサートを初めて体験した。
そう、ハローの中でも最上級の推しである小林萌花ちゃんのパフォーマンス。
ほのぴが言っていた、武道館でピアノが弾きたいという夢が目の前で繰り広げられた。
堂々と演奏し、音とその表情で魅了するほのぴ。
天空席ゆえ、モニターでしか拝見出来なかったが、音色はここまでしっかり届いてきている。
ほのぴの夢はワシらの夢。要所要所でバッチリキメるその姿に、握っているブレードを握り潰してしまいそうになるほど力がこもるぜ。
自ら課題と言っていたダンスも、メンバーに遅れることなく見劣りする事もない。現役音大生だから、起きてる時間はほぼ全てピアノを弾いているはずだ。
だが、BEYOOOOONDSである以上、パフォーマンスは研ぎすまさなければならない。ハロプロ研修生からデビューしたメンバーは、それこそ叩き上げられたプロフェッショナル。肩を並べるだけでも並大抵ではないのは、ヲタは百も承知。
でも、ステージで歌い踊るほのぴは、どのメンバーよりも見劣りせず、そして輝いている。
その姿に、どんなにパワーをもらえる事か。
これはもはやアイドルのコンサートではなく、人に生きる希望と力を与える空間だ。
推しとは、まさに人生そのもの。
ハロープロジェクトは、人生だ。
アンコールラスト、武道館のステージで高らかに歌い上げるメンバー。
「綺麗に小さくまとまるな」
「自由に変幻自在に水のように」
「飽き飽きしてた自分自身を飛び越えて」
「伸びしろ ウチらには 伸びしろ あるから」
どストレートに心に刺さる歌詞。
それを最高の12人が日本武道館のステージで世の中に歌い掛ける。そう、自分にも。
声援全面禁止の地獄のレギュレーション、マスク越しに全力で声を殺して号泣する。
齢50に近づいてきた人生、明るい見通しはなかなかに難しい。それでも、心血を注げるものがある事が人生の支え、それがハロープロジェクト。
こんなオジさんが人生の中で、こんなにも感動し心を揺さぶられる瞬間がある事自体、まさに奇跡です。
最高を更新し続ける武道館でのコンサート。
初の武道館という事を差し引いても、今回のBEYOOOOONDS武道館は生涯忘れられないだろう。
座り続けての戦いで背中は攣り、押し殺したはずの声は枯れていた。
感染症対策コンサートとなって早2年。段々とレギュレーションが元に戻りつつあるのがまさに希望である。
今年の年末辺りには、魂を込めて声を振り絞るあの熱い戦いが戻ってくる事を願ってやまない。我々以上に演者はその時を待っているはずだ。
金色に光るたまねぎを見上げて、平穏安寧な地球を想う帰り道となった。
ハイライトは、その全ての瞬間が脳裏に焼き付いたが、最後に会場に手を振りながらハケる時、ほのぴがグランドピアノに手をやり労っていたところかな。
音楽に携わる者として、楽器あっての演奏者、演奏する者あっての楽器の関係を垣間見た瞬間であった。
今年の生誕イベントがあるのであれば、今年こそはその演奏を直に聴いてみたい。
















