7.19 日向坂46 影山優佳卒業セレモニー 東京国際フォーラム | のっちんのブログ

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影ちゃん卒業おめでとう!



ついにこの日がきた。

今日は日向坂46影山優佳卒業セレモニーへ参じる。


言わずもがな、坂道はほぼ冠番組専門の自分だが、まれに導かれ現場に赴く。

今年の初めは、日向坂46の4期生のお見立て会で、超絶の最前列を経験した。きっと一生に一度であろう。

昨年初めて参戦した乃木坂46真夏の全国ツアーは、生涯残る夏の思い出になった。今年も参戦予定だ。


最初に踏んだ日向坂46の現場は、3rdシングル発売記念ライブ、会場はSSA。そこでファンクラブに入会してから1400日以上。

それより前から、影山優佳という存在は知ってはいたが、いわゆる推しメンと認識したのはいつだったか。休業していた時だが、撮り溜めたけやかけの録画を掘り起こし、影ちゃんに惹かれていき、「日向坂46の最終兵器」として復帰した時はすでに全開で推していた。

坂道さんでは、メンバー1人ひとりを選んでメッセージや電話風の声を届けてくれる有料のサービスもあり、初めて取得したのが影ちゃん。ほぼ毎朝と毎晩、送られてくる電話の声は癒しであり励みでもあり、日常でもある。


初現場の東京国際フォーラム。1番大きなホールAだ。キャパシティはなんと5000席だという。

こないだ、キョコロヒーがここを埋めた。

感覚としては巨大ホールだが、坂道さんには小さい箱となる。

最速先行で落選し、何度かチャレンジしてようやくチケットを確保。

なので2階の後方となってしまったが、今日は見届けにきたので致し方ない。

サイリウムカラーの赤、赤はここからでもお目に届くはず。たくさんもらったパワーを、受けた恩を少しでも返せるよう全力射撃。


開演

00. overture

○影山優佳の知りたい11のことクイズ(期別対抗)

○VTR

○TOKYOFM ローソンpresents 日向坂46のほっとひといき!公開収録

○VTR

○メンバーからの質問に答えようコーナー

ライブ

01. 永遠の白線

02. おいで夏の境界線


03. 夏色のミュール

04. その他大勢タイプ

05, 誰よりも高く跳べ!


VTR

影ちゃん赤いドレスで登場手紙を朗読

06. ひらがなけやき(一期生アカペラ)


メンバー全員から一輪花を贈呈して卒業メッセージが送られる。

07,友よ一番星だ

両隣りがちょうど同じくらいの年齢であろうオジさんだったのだが、両隣りとも鼻をすすって泣いている。もちろん、周りからもすすり泣く声はたくさん聞こえたし、みんな目頭を抑えていた。ここはオジさん3連番で思いっきり号泣だ。

無理もない。それだけ、影山優佳という存在は人々の心に寄り添い、たくさんの影響を与えたのだ。

ついに世間に捉えられたサッカーW杯の鬼神の如くの連日の活躍は、本当に多くの人の目に留まり、それが広大な間口となり、日向坂46というグループの知名度をこれまでにない位押し上げ、残した功績は唯一無二なのだ。

その活動の中で、休業を経て復帰し、激動の道を歩んできた中で、筆舌に尽くしがたい葛藤や決断をしたきたのは、先のドキュメンタリーで語られ我々に衝撃を与えた訳だが、VTRの中でもその当時の心境や心の内が赤裸々に語られた。

自分のことに置き換えると、到底逃げ出すか、進むのは無理となって諦めてしまうと思えるほど、影ちゃんの約7年間の活動は壮絶な道だと改めて噛み締める。


それを、今卒業セレモニーの会場で見守る。自然と涙が溢れていた。

だが、その活動の根底には、影山優佳という名前から興味を持って、そこから日向坂46というグループに繋がりができたら。という信念がある。

かつて、さまざまなグループで、グループの知名度が上がるきっかけになった献身的な活動をしたメンバーはいたが、ここまで悩み、苦しみ、唯一見つけた道がその存在意義をグループのためだけに見出したのは影ちゃんがダントツだと思う。

最後に影ちゃんが読み上げた手紙の中で、

「一番星とは、夕暮れの時に空を見上げて、あなたが1番はじめに見ることのできた星です。

あなたが初めて認識した星です。あなたにとっての1番星はなんですか?

あなたが方向だったり、目標だったりを見失ってしまった時に、ぱっと辺りを照らせる、そんな温かい星に私はないたいです」と語った。


ライブによっては感極まったヲタが「もうなってくれてるよ!」と絶叫してしまいそうなシチュエーションだったが、皆踏ん張ったのであろう。自分もそこはギリギリ心の中に留めた。

だけど、影山優佳という存在はきっと、ここにいるすべての人の一番星であるに、すでにそれ以上の存在である事に違いない。

影ちゃんの目にも見えているだろう、この真っ赤に染まった会場が、それを物語っている。

と、手紙を読み終えたあとに、心の奥底にあったであろう中身を吐き出した。

「やっぱり、寂しい!」

「メンバーに会えなくなることも、みなさんに会えなくなることも寂しい!」

「悔しい」

と。

やっぱり、もちろん、志は半ばなのだ。


今自分も耳の不調を抱えており、ライブの大音量がキツいっていうのがよーく分かる。

歌って踊ってなんぼのアイドル。それ以外に力を入れているグループもたくさんいるが、やはりライブは魅力の大きなひとつ。東京ドームを埋め、横浜スタジアムのチケットが当たらないとても大きなグループ。

その活動がままならない、皆と同じ活動が出来ないというのは、身を引き裂かれるような想いなのではないだろうか。

そんな壮絶な葛藤を抱え、卒業を決断した影ちゃんのことを、我々は想うことしか出来ない。

心の中で応援、ミーグリなどで、直接。さらにはライブ会場で。声を張り上げ、一瞬でもお耳に、心に届けば。


綺麗な赤いドレスを身にまとった影ちゃんを目に焼き付けたいのに、涙が止まらなかった。

念の為装着しているマスクが全濡れである。

四期生はレジェが代表であったが、メンバー1人ひとりから花を手渡し、感謝の言葉を伝える。

この辺は、ハローと同じであるな。

特に親しい、高橋未来虹ちゃんの涙には国際フォーラムが泣いた。さらには同じタイミングで成人を迎えた河田陽菜ちゃんも号泣。


影ちゃんは1人ひとりと抱き合い、言葉をかけている。ひよたんがスッと行きそうになった時、手を引っ張ってちゃんと言葉をかけた姿を見たときはもう滲んでよく見えないぜ。

ラストに全員で披露された「友よ一番星だ」の最中、ずっと影ちゃんの言葉が巡っていた。

そして改めて思った。

ステージでキラキラ輝く日向坂46のメンバーの真ん中で、真っ赤なサイリウムの海の中、赤いドレスで歌い踊り、それを配信にのせて全世界に届けているその姿は、間違いなく我々の一番星なのだと。

最後に、皆さん全員の顔をみますと言っていた影ちゃんは、会場全体をゆっくり見渡しながら手を振り感謝を伝えてくれた。

もちろん5000人分とはいかないまでも、その姿と気持ちは心の中にしっかり届いている。

本当に、よく頑張ったよね。

キャップのかけた言葉どおり、自分のことを疎かにしがちだから、これからは自分のことを一番に考えてと心から願った。

初めて参戦した、坂道さんの卒業セレモニーであったが、やはり卒コンはどの界隈も演者とヲタの気持ちが最高潮に登り詰める最高の空間であり、もちろん寂しいが、始まりがあるから終わりがあり、何よりグループはこれからさらに上を目指さなければならない。

長年現場を経験し、幾多の卒業を見送ってきた訳だが、今回はまた人生の中の1ページとして刻まれる日になった。

日向坂46の影山優佳を応援してきて本当に良かった。

影山優佳ちゃんがどこにいて、どんな人生を進んでいこうとも、文字通り遠い空のもと、応援し続けるであろう。



心から、お疲れさま。