俺は有安杏果の亡霊なのか
ももクロちゃんがついに、東京ドームでのライブを発表したのは、有安杏果の卒コン。
杏果がステージを去ったすぐあと、南ピーさんが伝えてくれたものだったが、驚きはしたが正直喜びよりも寂しさ悔しさの方が遥かに大きかった。
なぜ、5人で達成できなかったのか
10周年という節目に東京ドームへ登りつめる
そこからまたその先へ、そこに立った者にしか見えない頂からの展望は、これからの5人の明るい未来を見出すものだと思っていたから
自分だけではない、全モノノフさんが驚きを持って卒業を知り、緑界隈は壊滅的な打撃を受けた事は想像に事欠かない。
ももクロの有安杏果、そのスーパーメジャーアイドルが突然の卒業。
緑界隈を自負する自分のヲタ人生の中で、
最高位のショッキングな出来事だった。
故に、今も傷は癒えず、一般人となった杏果のtwitterからはごくごく普通の日常、やりたかった事が呟かれ、杏果の卒業は良かった事なのかなと見ていた。
幻だったのかとさえ思った。
あの卒コンで、杏果がステージを去った後、
4人で披露された「あの空へ向かって」
4人のももクロを全く受け入れられない状態だったが、冷静に観てパフォーマンスに物足りなさを感じた。
5人のグループから1人抜けただけで、これほどパワーが違うのか。
たった1曲聴いただけだったが、衝撃だった。
その後、4人で始動したももクロちゃん
春の一大事が開催され、盛大だったらしい。
見事に4人でのパフォーマンスを届け、
ももクロは4人、となった。
今回初めて、4人の姿をステージで観る。
しかも場所は夢の頂き東京ドーム。
ドームトレックでも実現しなかった、
日本最高峰の舞台のひとつだ。
そんな感じなので、この一世一代のお祭りにも、イマイチ気分は上がらなかった。
今の自分は有安杏果を引きずる亡霊、モノノフを名乗って良いのかとさえ自問したくなる。
だから、今日のステージ、ドームに立つももクロちゃんを観て、答えを見出そうとやってきた。
きっと、4人のパフォーマンスは答えを、その先の展望を見せてくれるはず。
AE先行一次で当選したし、気合いを入れねば。
天気はあいにくの雨、まだ小雨だが帰りの時間は結構降る予報だ。
開場間際に入り口に布陣。と思ったら、10分巻きで開場する。
案内を喋るお兄さんがプロだ。もはや口上、ももクロちゃんの曲のタイトルや知ってるワードを駆使して案内する。入場を促すアナウンス、最高だ。
物販も特にないので、入場する。三塁側、と出たのでその時点でアリーナではない、が段のあるスタンドなので見晴らしはいい。が席が狭いな。
一昨年、ベビメタで来たが、マジマジとみる東京ドームはでっかい。ビッグエッグ、の愛称はピッタリだな。
開演まで2時間、ももクロの曲が延々流れる。
これだけでひとライブ出来そうだ。
その中には、もちろんたくさんの曲があり、杏果の声がたくさん聴こえてくる。当たり前だ、ついこないだまで在籍していたのだから。
この期に及んで未だにその面影に翻弄されている。
だが周りを見渡せば、緑装備で駆けつけたノフさんも普通にいる。もちろん杏果がいた時よりは激減してしまったが、その想いを届けるべく馳せ参じたに違いない。その想いをステージに届けられれば。
にしても、懐かしい曲が聴けるなぁさっきのDJ警備員さんの言う通り、早く入場しても充分楽しめる。
さすがももクロ現場だ。
いざ開演。夢のドームのステージへ。
アリーナ外周をトロッコが移動する、のは分かったが、開演して驚いたのが、ステージがそのままアリーナ上を通過して後ろへ移動する。
ジャニーズなどでとられる演出らしいが、パフォーマンスしながら演者が移動するのを間近で観られるアリーナ席は神席だ。スタンドなのが悔やまれる。
見事に東京ドームが一体となった。
ももクロちゃんもここまできたか、としみじみ。
TDF、今後これがキーワードとなるという。
Fourと言うことは、4人。
もちろん、これからは4人でももクロ。
分かっている。
今目の前で観たステージは、これ以上ないもの。
こらからのももクロちゃんも、応援する事に変わりはない。
だが、自分の中で有安杏果の卒業をまだ受け止めきれず、東京ドーム公演さえ終わってしまった。
自分の求めていた答えは、
残念ながらそこにはなかった
後日。
つりビット安藤咲桜とあの邪道選手の対談が週刊誌に掲載された。
プロレスとモノノフという共通のワードを持つ2人の対談ということで、面白い内容だった。
その中で、邪道選手がこう言っていた。
「卒業しちゃったけど、ずっと杏果推しだよ」
意外なところから答えは見つかった。
無理に、忘れようなくても
新しく推しを見つけようとしなくても
ももクロちゃんから離れなくても
有安杏果はももクロのメンバーであり、
そのももクロちゃんを心から応援し、
4人のももクロちゃんは東京ドーム2DAYSを完遂させた。そしてこれからは、この4人で笑顔の天下を取りに行く。
実際、ライブが終わったあと、自分が笑顔になっていた事が紛れも無い事実。
今まで通り、有安杏果推しで、ももクロちゃんを応援して良いのだ。
きっと、たくさんの有安推しが同じ事を考えながらあの場所にいただろう。
緑装備の人もいた、緑のペンライトも普通に焚かれていた。あの景色の中に、間違いなく緑は光っていた。もっと言えば、演出の中には青色の照明もあったよね佐々木さん。
やっと、前を向けた。
去年からの卒業解散ラッシュで、今度こそ心のモチベーションが折れかかっていて、本当に辛かった。
だが、そこにアイドルさんがいる限り
ヲタは現場に全力で臨むのみ
次の現場は夏Sかな。
今年はミュージカルにも挑戦するみたいだし、
これからも楽しみだ。
ありがとう有安杏果。













