妻は、ちょっと涙目で帰ってきました。


『Mしたの。。』


M?
そう、あの "インリン・オブ・ジョイトイ" で有名な
M字開脚(診察台)の初体験をしたのでした。


お腹の上から診察する "エコー" のつもりで
元気良く診察室に向かったのに
帰りは、しかられた子供のような顔でした。 しょぼん


夫としては、
『あゝ、ついにこの時がやって来たのか・・・。』
というアキラメと
『赤ちゃんを授かるためだから頑張ってくれ。』
という哀願の入り混じったフクザツなカンジです。


やはり、不妊症治療の最初の大きな壁はこの診察台かもしれません。
治療を決心した時からこれはわかっていたことですが
現実になると妻にも私にも少しショックだったようです。


 『でも、赤ちゃんを授かるという喜びのほうが

  何倍も、何十倍もうれしい。』

そんな期待を胸に病院へ通い続けました。



妻の独り言 『今なんて、先生のほうが恥ずかしがっているくらいよ!』



妻を見ていると、つくづく「女性はたくましいなぁ」と思います。

やはり、女性は母になる偉大な力を持っているんですね。


今でこそ、『そんなの慣れよ!』妻は言いますが
当時は辛かったね。
頑張ったね。
でも診察のお陰で赤ちゃん授かったよ♪
ありがとうね。



(つづく)