相変わらずここは落ち込んだ気持ちが更に落ち込むようなグレーの空と海。
私が曇りの涼しい日にしか行かないからかなあ?
怖がりのフワリ、すぐに足元に来ちゃうから良い動画も静止画も撮れやしないよ(笑)
近すぎて画面に入れるのがやっと。
それでも風が気持ち良かったのか、嬉しそうにずっと尻尾を振ってキョロキョロしてた。

少しは私から離れて波打ちぎわで波と戯れてくれたら良いんだけとね
で、気になったのは写ってないんだけど、砂浜左手で近くに座り込んでいたご老人。
たぶん体型からはおばあさん?顔が見えなかったからハッキリ性別すらわからない。
半袖の下着姿で下も膝くらいまでの下着っぽい短パン?傍に小さなリュックか手提げを置いて
背中を丸めてうなだれて、足はなんと裸足。
そしてスネのあたりをずっとさすっていたの。
どう見ても楽しそうな観光客には見えない。
ここに来てる人は観光客やカップルの楽しげながほとんどなんだけど、トイレがあって水が使えて雨がしのげるからか、一時期はバイパスの下にホームレスが住み着いていたこともある。
でもそういう人はだいたい男性だし、ブルーシートが近くにあったり荷物が多いし日に焼けてるから見た目でわかるんだけど、
この人は観光客にもホームレスにも見えなかった。それにしても寒そうだし。
この海岸には私月1くらいしか行かないんだけど、真夏の間は行ってなくて、7月の頭の涼しい日に一度行ったきり。
その時も会った人と同じ人のような気がする。
でもその時は夏だったから下着姿でも近所の人が日向ぼっこしてるのかなと思ってた。
階段上がってすぐ住宅街だから。
でもこんな肌寒いような日にまだあのカッコは、やっぱり普通じゃない気がする。
もしかしたら認知症でずっと迷子になっているのかと心配になったけど、近寄りがたいほどにあまりに寂しげで、気になってしばらく近くにしゃがんで様子を伺ってたんだけど、どうしても声をかけることができなかった。
もしも近所の人で水虫の足を潮風に当ててるだけなら失礼な話だし、そんな風に見えるのかと嫌な気持ちにさせてしまうかももしれないし。
この街はすごく老人が多い街で、しょっちゅう老人行方不明やオレオレ詐欺に注意の市内放送が流れるの。
でもだいたい夕方には無事見つかりましたの放送が流れる。
でも全国には散歩に出かけたまま行方不明の老人も多いってテレビで見たし。もしかしたら。。。
帰宅してからもずっと気になっている。
途中にある交番に行ってお巡りさんに見に行ってくれるように話してみようかと思ったんだけど、お巡りさんいなかったからそのまま帰宅。
でもやっぱりこんなのはお節介だろうか。悩む。