「その日、休みなので
息子くんと一緒にいれますよ」


と、夫を担当してくれていた薬剤師さん。
「その日」とは私の職場の忘年会の日。



少し前の、
秋の息子の運動会も顔を出してくれた人です。



でも、それでも、
私は忘年会へ息子と一緒に行きます。



私はお酒が好きで飲むのですが、
だからこそ飲むときは息子も一緒。



自分が飲むから誰かに預ける、とかは
罪悪感でいっぱい。



その薬剤師さんは、
夏にばったり遺族会で再会して、連絡先を何となく交換。


夫のことも
もちろん知っている。


でも私の命より大切な息子を預けるには、
やっぱり足りません。


夫なら何の気兼ねなく預けて
忘年会だから~と飲みに行ってたろうな。



信用に足る人か、
目利きでないのて迷うばかり。



声をかけてくれる人が多いのは、
私が気の毒に見えるからだろうか。


私はただ日々を、
息子と2人で乗り越えてるだけ。


夫、生き返らないかなあ