できるだけ楽しいことを考えています。
でも楽しむことが
悪いことをしている気がする。
自分軸ではなく
他人軸で考えなくては、
と感じる場面が多いです。
毎日生きていくにあたり
「死別した妻はかくあるべき」
という一般的なイメージが、
無言の圧で迫ってきます。
泣き暮らさなくてはいけないんでしょうか。
夫は癌が発覚してから
4ヶ月半で亡くなりました。
4ヶ月半、私と夫は
ことある事にとにかく話し合って決めてきた。
下半身不随になったときも、
抗がん剤をやめて在宅緩和ケアにするときも、
在宅緩和ケア中の色んなことも。
とにかく
夫がこうありたい!という気持ちに向かって、
夫婦で納得するまで話して、
私は全身全霊で24時間の介助をやりました。
だけど、やっぱり亡くなってしまった。
息を引き取ったあとのエンゼルケアも、
息子と2人で看護師さんとやりました。
(穴から色々出てこないように綿を詰めたり)
夫がいないことが、悔しい。さびしい。
癌が憎い。
でも、
夫と私はあれ以上のことはないくらい
濃密な時間を過ごしました。
だからこそ
私は息子にこれから楽しいことをたくさん経験させてあげて、
息子が胸を張って生きていける時間にしたい。
夫、泣き暮らすのは最初だけだよ!
これからは未来を見ていくよ!