「お母さんとの生活に慣れてきた?」
「んーー…
お父さんがいないから、
ふつうの生活じゃなくなったね」
「ふつう?」
「なんかね、かぞくが2人足りない」
(夫と同じ日に、
息子が可愛がっていた大猫が亡くなりました。
それで2人。おばあちゃん猫で大往生)
「うん、お母さんもそう思う」
「足りないよね、なんか」
「泣けるなぁーとかそういうのある?
さびしいなって」
「ううん、涙はでない」
「泣いても大丈夫なんだよ」
「うん」
「お母さんに何でも言ってね」
「お母さんはいつでも〇〇の味方だよ」
「お友達にいじわるしたりしたら
怒るけどな」
「えー。うん」
「ハイ、〇〇の味方はだれでしょう~?」
「おかあさん!」