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こんにちは、チョビ太郎です。
さて、前回からの引き続き「鬱と住宅ローンの意外な関係」です。
前回は鬱の人が住宅ローンを組もうとすると難しい。
その理由は「団体信用生命保険」に加入するのが難しいからだ。
ここまで話をしました。
そして「悪い話」だけして終わってしまったので、今回は「良い話」も書きます。
さて、鬱の人も四六時中「自殺」や「死」について考えている訳じゃない事まで書きました。
まあ、でも保険会社から言わせれば、亡くなる可能性が少しでも高い人は保険に入れたくない。
これが偽らざる本音でしょう。
では、新規で住宅ローンを組みたい人やチョビ太郎のように固定金利の期間が終わり、次を選択する人
はどうすれば良いのか?
ここからが「良い話」です。
ひとつの解決策として「ワイド団信」なる商品があるのです。
これはチョビ太郎の今回初めて知りました。
簡単にお伝えすると「ワイド団信」では鬱だけではなくて、糖尿病や心臓の病気等の
慢性疾患と呼ばれる「持病」を持っている人でも住宅ローンを組めるように
団体信用生命保険に入る審査のハードルを下げましたよ。こんな商品です。
ただし、金利が通常の団体信用生命保険を使用するより0.3%上乗せされます。
元金が大きい住宅ローンではこの差は結構デカイです。
そして、限られた銀行でしか取り扱いがなく、さらに申し込んでみないとOKが出るかどうかは
わからない。との結構不安定な商品です。
でも、全くダメより希望を持てます。
そして、フラット35を活用する方法も鬱の方にはあるようですが、
長くなるので今回は割愛しますね。
そして、実はチョビ太郎のように鬱になる前に住宅ローンを組んだ人は
固定期間が終了しても、銀行を変更しなければ住宅ローンは生命保険もOKなまま継続できます。
鬱は告知義務がありますが、鬱になる前に団体信用生命保険に加入したので問題なしです。
ただし、10年固定金利が終了しているので、変動金利か再度固定金利を選ぶ必要があり、
3年5年10年等の固定金利を選ぶと2%~3%金利が上がる事が多いようです。
いずれにせよ、鬱になると金利の条件面やローンを組むハードルが上がるのは間違いがないです。
まさか、鬱になるとこんなところまで影響がでるとは・・・。
いや、世の中の仕組みを知っておく必要がありますね。
では、また。チョビ太郎でした。
※住宅ローン等に関しては、プロからお話を聞き確認する事をおススメします。