無添加生活をしていたのに癌になった35歳♀です。
前回のブログにも書きましたが無添加生活中は発色剤が怖くて無塩せきウインナーなどを買っていました。
「無塩せきならまだ安心だよね♪」って思っていたら
今度は
「加工肉には大腸がんのリスクが上がる!」という話を聞いて朝食やお弁当に使う加工肉に罪悪感を抱くようになってしまいました。
そうじゃなくても家族で買い物に行く際に旦那や子どもにピンクのハムやウインナーを買い物カゴに入れられたら嫌な顔していたんです。
それらを棚に戻していたり・・・。
今となっては価値観の押し付けだったなと反省しています。
でも加工肉は大腸がんのリスクであることは正式に認められています。
WHOの傘元である国際がん研究機関(IARC)では
加工肉は「人に対して発がん性がある(Group1)」
と評価されているんです。
Group1は
「発がん性の根拠がしっかりあるよ!」
という根拠の強さで言ったら最高ランクです!
主に大腸がんに対する疫学研究で充分な証拠があるとされています。
・・・・怖くないですか?
加工肉食べたくなくなりますよね。
癌になんて誰もなりたくないですもんね。
私のがんは大腸ではなかったですが、癌治療は多くのものを失います。
私も癌治療で手術を受けました
物理的な損失として体の一部を失うだけと思っていました。
でも実際は、本来はあるものを無くした体は予想以上に悲鳴を上げます。
そりゃそうですよね。
今の医学ではがんだけを綺麗に取り除いて元に戻すというのは無理です。
がんの周りの血管やリンパに傷がつき切除され、数時間でなくなるんです。
多分ここまでの情報しか得ていない人はこれを見た瞬間に加工肉を避けるようになるでしょう。
でもね、もっと詳しく知ってほしいんです。
大事なのは「量」
だということを!!!!
そもそもこの加工肉は大腸がんのリスクになるという研究ですが、海外の研究論文によるものです。
WHO加盟国は190か国以上です。
日本はその中の一つの国。
WHOが大腸がんの発がん性に加工肉は充分な根拠があると発表してもすべての国と地域のひとに当てはまるとは限りません。
だって食文化がぜんっぜん違います。
私も海外旅行へ3回しか行ったことがありませんが、その度に食文化の違いを実感してきました。
イタリア旅行では「日本人はあまり食べないから少な目に出してちょうだい」とガイドさんがチップを渡して店員さんにお願いしていました。
日本の外食レベルの食事は現地では「少な目」という感覚なのにもビックリ。
グアム旅行では普通サイズのハンバーガーを注文したら枕みたいなハンバーガーでこれまたビックリ。
日本は食が欧米化している!なんて言いますが、現地に比べたら可愛いもんだなって思いました。
アメリカでは日本みたいにベーコンが薄くスライスされたものが数枚入った個包装とかないんです。
塊で売られているんです。
多分コストコに初めて行った人は量やサイズがとにかくすごい!ってびっくりすると思います。
それぐらい異文化なんです。
じゃあ、日本人の食文化での加工肉は大腸がんの発症リスクに影響するのかどうか???
これはNOもしくはリスクはあっても少ないと評価されているんです。
↓国立がん研究センターの資料です
癌になったら多くの人が原因を知りたがるでしょう。
私もがんを患って「何が原因だったの?」って知りたかった。
だって無添加生活していたのにがんになったんですもん(;'∀')
私がなんで癌になったのかはまた別の記事に書きますね。
癌の原因は様々です。
そして、一度癌になった人は生活習慣を改める人が多いでしょう。
中でも食事生活を改める人が多い気がします。
食生活を見直すのはいいと思います!
でも一部の切り抜かれた情報だけで食の楽しみを失わないで欲しいなと思って文字にしています。
無添加生活していたのに癌になった私が言います。
食事は確かに体を作るけど、心も満たします。
楽しみを忘れないでくださいね。
まだまだ食の不安ってあるんです。
それを一つずつ安心に変えていきましょうね。
それと並行して私のがんサバイバー生活についてもここに書いていきます。
次回はまだ幼い子どもに私がガンになったことを伝えたお話です。
どうやって伝えたのか?
子どもの反応はどうだったのか?
また次回お会いしましょう(^^)/~~~