続けていればこそ、 | 札幌手稲の佐藤ピアノ教室

札幌手稲の佐藤ピアノ教室

札幌手稲でピアノ教室を開いています。
4歳から大人の方まで幅広い年代の方々がレッスンに通っています。日々のレッスンのこと、絶対音感練習日記、音楽活動や日々の生活のことなど綴っています♪

こんにちはニコニコ

札幌市手稲区の佐藤ピアノ教室
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佐藤幸子です。




先日、
生徒さんのお母様とのラインの
やり取りの中で
私自身、
思い出したことがありました。

ここからは
身の上話も兼ねてるので
読みたい方だけ読んで頂ければアセアセ



小学一年生の秋から
ピアノを始めて
今年で44年アセアセ
歳がバレちゃいますねニヤニヤ

三日坊主得意な私が
ピアノだけは…
まぁ良く続いたもんです。

それだけ長いことやってましたから
色んな時期もありました。

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倦怠期もあれば

経済的な理由から
ピアノを辞めようか迷っていた時期も。。

それまでは
当たり前のように
音楽の道へ進学出来ると
思っていたので
この状況にショックでしたが、

若い頃の一年や二年なんて
あっと言う間です。

何年も浪人して
大学に進学する人も
いるくらいですからね

いくらでも頑張れる時期です。


一方で、

高校を卒業して当たり前に
進学出来ることの
有り難みに少し気がついた頃でも
あり、

今振り返ると
本当に自分のやりたいことなのかどうか?
試されていたのかも知れません。

そして、
経済的に大変な時期にも関わらず
ピアノを続けさせてくれた
両親には頭が上がりません。

そんな両親に
自分のピアノを聴いてもらうことが
少しでも恩返しに繋がればと

ボランティアコンサートを通して
生前聴いてもらいました。


話が前後しますが、


高校卒業後、一旦社会に出て
OL業を二年、

とにかく音楽の勉強が出来る道へと
考えて
専門学校に進学、

卒業後は音楽教室講師を務め、

結婚、出産を機に退職

そして子育て期、

長女が幼稚園にあがったら
自宅で教室を開こうと思い

この仕事も一旦お休み

この頃、
今あるピアノは子供達の
良いおもちゃアセアセ

子供達と歌を歌ったり
遊び弾きをしたり、

ある時は
白い鍵盤にマジックで落書きされた
こともあり 笑
私は顔が真っ青になったりガーン
したことも

今となっては懐かしい思い出

子供達を寝かしつけて
自分も朝までエプロンつけたまま
寝てしまったり 笑


すっかり子育て中心の生活から
ピアノを弾くことが
遠ざかっていました。


それでも
子供達と一緒にクラシック音楽を
聴いたりすることで

音楽が純粋に楽しいと思えたり

やっと子供達のお昼寝の時間が
出来た時に聴けたショパンのCDが
やけに心に染みて
泣けてきたりすると

あぁピアノってやっぱりいいなぁ

ピアノ弾きたい!

ピアノへの愛情が更に深まって
いったような気がします。

逆にこの子育て期がなかったら
そんな風に感じなかったでしょう

たとえ
ピアノに向かうことが出来なくても
音楽には色んな楽しみ方があり、

その時、その状況で
楽しむことが出来たからこそ
今の自分があるのではないか、

そんな風に思えるのです。

音楽から得られるものは
計り知れないですね。


長い人生ですから
上り坂、下り坂、
晴れの日もあれば
雨の日もある。

色んな時期があるからこその
人生。

晴れの日ばかりでは
喉が渇いてしまう、



全速力で走ってばかりいては
続かない

途中で歩いたとしても

地道な一歩でも

前を向くことを忘れない

走ることを忘れなければ
良いんです。


色んなことがあるからこその人生

楽しさや有り難さに気づくことが出来る

そんなことを繰り返し
人は成長していけるのでしょう。

たとえ今思う存分自分のやりたいことが
出来なくても
焦ることはありません。

前進することを忘れなければ
きっと道はひらけてきます。

その時その時期出来ることに
ベストを尽くす。

長い人生ですからね、

ゆったり構えていきたいものです。


あの時、
ピアノを辞めなくて良かった

その後、
音楽を通して沢山のご縁と出会いがあり

沢山の生徒さんとのご縁と出会いがあり、

私も今こうして音楽を続けて
いくことが出来るからです。

なんと有り難いことキラキラ


と。。

今日は
自分のことを振り返りながら
お話しさせて頂きましたアセアセ



最後まで読んで下さり
ありがとうございました。


では午後のレッスンも
頑張りますウインク







佐藤幸子