娘の本命高校入試前日のこと。

そろそろ寝たほうがいいよ、と
いつもより少し早めの時間に声をかけると
娘は
ある科目のできない分野を
今やり始めたところだから
まだしばらく寝ないと言う。

今!?
私は正直、
もうそこは捨てて早寝してほしかった。
本番の体調を整えるのが大事だし
分からないところを
試験前日の寝る時間近くからやり始めても
間に合わないだろうと…。

でも娘は
この問題は過去問にあまり出ていないから
今年あたり出る気がするんだよね!と言う。
悔いが残っても嫌だし
娘の好きにさせたほうが良い気がして
あまり寝るのが遅くならないようにね
とだけ言って本人に任せた。


そして本番。
前日に勉強したところが出たかと言うと…

出た。

娘曰く
その大問全部は取れなかったけれど
前日に勉強していなかったら、もっとヤバかった!
と。

勘なのか運なのか?
気になったところをギリギリまで
諦めずにやってよかったね、という話だけれど
実は
苦手を後回しにせず早く潰しておけば
点数も取れて早寝もできる
というのが真実です。