こんにちは。

 

今日は本のお話です。

 

先日来、読み進めていた「もしあと1年で人生が終わるとしたら?」を読了しました。

 

私にはまだ残されている時間は多いように思うので

この本に書かれている患者さんたちのように

穏やかに自分の人生を受け入れ達観した境地には

まだまだ成れそうにはありませんが

今の悩みから少し前向きになるヒントがあったかもしれません。

 

今80代の義父が会うたびに不満をもらすので

どうにかして欲しいと思っていたのですが

それも私にお題を与えられているように思います。

 

解決すべき問題があることは考えるべきことがあると言うことです。

何事もなく平穏無事に過ごせることはありがたいことです。

 

その一方であまりにも平穏すぎると大切なものが見えなくなる時があります。

平穏で平和な日々が当たり前と思ってしまう。

人って環境に慣れてしまいますよね?

 

自分が置かれている環境に感謝できなくなる時があります。

有って当たり前。

失ってからではなく有る時に気づければなと思うのですが・・・。

 

でも、これも義父を知るための一過程なのでしょうか?

義父は義母を愛しておりとても大切にしています。

その大切にする方法が周りからは厳しいように思う時もあります。

前はよく叱りつけていました。

 

昭和の父によくあるタイプです。笑

そこには時代背景もあるでしょう。

私達には共有できにくい価値観もあるでしょう。

それでも義父は精一杯生きてきたと思うのです。

 

それを尊重してさし上げなければいけないのかも?

私達の価値観で判断してはいけないのかも?

 

まだまだ、未熟な私なので義父の本当の気持ちは分かりません。

ただ、日々の生活をお互い穏やかに過ごせるように心掛けるのみです。

 

もしあと1年で人生が終わるとしたら?

これは私ではなく義父に与えられた課題なのかも知れません。

 

しかし、突然死ではなく自分の人生の意味を考える時間が

与えられることは幸せなことなのかも知れません。

ゆっくり自分の人生を味わうことのできる時間なのではないでしょうか?

 

私はこれからも生き続け、義父の最期を見届けた時何を思うのか?

 

今日は本のお話でした。

 

では、また次回。