5月24日に第9回講演会を開催し、無事終了しました。

ご参加いただいた方々、そして主催者の岡さん、

どうもありがとうございました。


過去の講演会に比べて、ここしばらく実際のがん患者さんや

そのご家族の参加が増えているように思います。

患者さんとご家族が一緒に来られるケースも増えました。

済陽先生の西台クリニックからの紹介で参加される患者さんも

いらっしゃいます。

したがって、いただく質問の内容もかなりリアルなものが多いです。

 

今回初めて2部構成にして、第2部はおしゃべり会にしました。

 

基本的には患者さんやご家族が対象ですが、それ以外の

方も参加はOKです。

おしゃべり会は、第1部の講演に参加した方の中で希望者だけに

残っていただく形式にしました。

講演と質疑応答だけでは踏み込めない、より個人的な

闘病とか食事療法の事などを中心に、フリートークで

交流できる場を作りたいとの想いから始めてみたことです。

主催者の岡さんも、過去の講演会に参加した患者の方が

その後お亡くなりになったケースを散見して心を痛め、

いかに講演会後のフォローをするかと考えておられたところ

でしたので、おしゃべり会がその一つになれば、との

想いもありました。

 

実際におしゃべり会をやってみて感じたことは、

 

 ✔ 実際にがん闘病や食事療法をしている人達は、

   多かれ少なかれ、同じような経験や悩みや想いを

   持っていることがよく分かりました。

   僕自身も、患者さんから同じ体験を聞くと、やはり

   そうなのか、と力づけられる気持ちになります。

   一人一人にとっては個人的な体験でも、集まってみると

   多くの共通点があることに気づきます。

   ただ仕事とか趣味の付き合いと違って、がん患者さん

   同士は横のつながりというのは薄くなりがちだと思います。

 ✔ 食事療法とは、毎日毎日3食のこと、改めて痛感しました。

   無塩に近づけ、肉を食べず、野菜をたくさん、しかも

   外食は控えて、毎食自炊が基本です。

   だからこそ多くの戸惑いが生まれます。

などです。

西台クリニック健康倶楽部のがん食事療法の料理教室を

やっておられる沼田春美先生もご参加くださったので、一緒に

患者さんやご家族からの料理に関する質問に対応できて

よかったと思います。

結果として最初のおしゃべり会の開催は、「やってよかったのでは」

と思える内容でした。

 

 

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