1月のMRI検査では特に病変無し、ただし血液検査では

腫瘍マーカーCEAが正常値上限5.0に対して6.5と

上昇してしまっていたわけです。

それで急遽CT検査をすることになりました。

MRIではもともとあった肝臓とリンパ節の転移巣周辺を

見ているのですが、CTでもっと広範囲に検査するという

意味です。

 

そして残念ながらCT検査の結果はクロでした。

 

リンパ節の転移再発

 

もともとあったリンパ節転移(2011年秋に消失しています)と

 

同じ場所ではありません。

でもその近くです。

大きさは短径14mm、これも消失直前のリンパ節転移と

同じくらい。

胃の原発巣から転移したものであることはほぼ明らかです。

つまり胃周辺のリンパ節には目に見えない、検査でも

見つからないレベルの微小な転移が何か所か残っていたと

いう事ですね。

そのこと自体はおそらくはよくあることだろうと思います。

だからこそ、通常は初期がんで胃を摘出する時に

周囲のリンパ節も切除(廓清)するわけですし、更に

それでも潜在的に残っているだろう微小な転移を抑え込んで

再発を防ぐ目的で3か月とか6か月とか1年とかの期間で

抗がん剤を使用するのだと理解しています。

 

でも僕の場合は当初から4期のガンで抗がん剤による延命治療で

 

平均余命13か月というところからのスタートでしたし、既に3年間

抗がん剤を使用し続けてきました。

手術は体へのダメージが大きいため抵抗力、免疫力が相当低下

します。

初期のガンとは違い、抗がん剤を手術後に使用することに関しての

メリットよりもデメリットが気になるという事で主治医は手術直前から

今日まで抗がん剤は使用してきませんでした。

そういう意味では再発しやすい土壌はあった、という事になります。

ましてもともと4期ガンですから微小なガンの芽が初期ガンよりも

多いだろうというのも容易に理解できます。

 

それに主治医は手術前から、手術のダメージで今まで見え

いなかった病巣が現れるリスクにも言及していました。

自分としてはそれも踏まえて手術という選択肢を選んだわけです。

 

今回の再発は以上の点から9月の手術と繋がっている1セットの

 

ようなものだろうと自分の中では受け止めています。

 

済陽先生からも、手術後の3か月が特に大事、その後も6か月くらい

までは要注意、食事療法を続けてよく休養するようにと言われていました。

 

食事療法はきちんと続けてきましたし、ジュースも量は1リットルくらいに

 

減らしましたが続けてきています。

考えられる原因は体への負担です。

プライベートなことなので詳細は書きませんが、事情があって12月から

1月初旬まで少し体に負担のかかる状態が続きました。

12月というのは手術後2か月という時ですのでリスクがあるのは承知

していたつもりです。

1月中旬になってから疲れが溜まったのか体調が悪い日がしばらく続く

ようになりました。

そしてあっという間にCEAが上昇。

11月のCEAは完全に正常値でしたから、その2か月の間にガンの芽が

大きくなってしまったのでしょう。

免疫力の低下した時期には休養をしっかり取らないと危険だという

証明をしてしまったような形です。

 

再発しない体作りが自分の大事なテーマでしたし、今回の件はショックは

あります。

それに今はガンが育ってきたという事では要注意の時期でもあります。

今後どうするか、 これに関しては次の記事でもう少し書きたいと思います。

 

 

フォローしてね!

よろしければこのブログの読者になっていただければ幸いです。