昨年9月の胃摘出手術で検査可能な病巣は摘出してしまいましたので

その後はがんセンターでは経過観察的な検査を行っています。

10月、11月、12月は血液検査でした。

白血球は毎回4500と5000の間ですから正常値です。

腫瘍マーカーは11月に測定しましたがCEAが2.9と正常値でした。

ちなみにCEAの正常値上限は5.0です。

 

そして今年になってから手術後初めてのMRI検査がありました。

 

手術前までは定期的に胃の内視鏡で胃の原発巣を検査し、

MRIもしくはCTでリンパ節と肝臓の転移巣を検査していました。

もう胃は無くなってしまいましたから胃の内視鏡はありません。

今回のMRI検査は手術後初めて肝臓やリンパ節の様子を見るための

ものでした。

結果は特に問題無し。

肝臓もリンパ節も病変は認められない、という事でした。

 

と、ここまでは良かったのですが。

 

 

採血結果で腫瘍マーカーのCEAが6.5まで上昇してしまっていました。

 

上限値の5を超えています。

こういう事は過去に2回だけありました。

最初はがんが見つかった時、2009年の夏から秋までです。

2度目は2010年の夏頃、 同じく6.5前後まで上昇していました。

その頃は体調があまり良くなく、抗がん剤の副作用に負けがちで、

食あたりで入院したり胃の腫瘍を少し悪化させたりしていた頃です。

 

今回CEAが上昇したので主治医は急遽CT検査をすることにしました。

 

今週その検査があります。

腫瘍マーカーの上昇がすぐに再発を意味するわけではないでしょうけれど

一応先行マーカーとして見なして要注意と捉えるべきでしょうね。

目に見える腫瘍が無くても検査限界以下の大きさのガン細胞は残って

いるでしょうから、それらが悪さをし始める事が腫瘍マーカーの上昇に

つながっているのかもしれません。

 

済陽先生にお伺いしたら、手術後半年くらいは肝臓の再発もしやすい

 

時期だし、検査限界以下のガン細胞に悪さをさせないためには休養を

充分にとること、食事療法もきちんと続けること、 そして場合によっては

少量の抗がん剤を用いることなどで対策をしてゆくことが大事だそうです。

手術後3か月は慎重に暮らしてきてうまくやれてきたと思うのですが、

何だか第1コーナーを回るときにつまづいてしまったような感じです。

とにかく今週のCT検査とその結果を待ちます。

 

 

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