鳥越俊太郎さん、中村勘三郎さんと僕の共通点と言えばがん、ですね。

鳥越俊太郎さんは大腸がんを乗り越え今も元気にジャーナリストとして

活動なさっています。

中村勘三郎さんは食道がん摘出手術の予後が良くなく残念ながら

お亡くなりになりました。

僕は4期ガンが3年の闘病の後に手術可能になり昨年9月に胃の摘出

手術をし、今は体力の回復と再発防止に気を配る生活を送っています。

 

ただもう一つの共通点があるのでは、と気づいたのは中村勘三郎さんが

 

お亡くなりになって間もなくでした。

それは中村勘三郎は特発性難聴を患っていたという報道を見たからです。

おそらくはお亡くなりになる1年から2年前の事だったのでしょう。

治療の後に治癒したという事らしいのですが。

 

特発性難聴と突発性難聴の違いはよく知りませんが、僕も2007年末に

 

突発性難聴と診断され投薬を3か月くらい続けました。

2007年10月に海外出張中に急に右耳の耳鳴りが始まり、2008年2月

くらいまで続きました。

発症から間もなく目まいが始まり歩くことが困難な状況になることも

ありメニエル病とも診断され、こちらも投薬を続け治癒しました。

どちらも原因がよく分からないので難病と呼ばれたり、症状が似ているので

同じ病因ではないかと言われていたりするようですね。

2009年8月にガンが見つかりましたからその2年位前という事になります。

 

昨年暮れに新聞を見ていたら鳥越俊太郎さんのメニエル病の紹介が

 

されていました。

鳥越俊太郎さんは2005年に大腸がんの手術をなさったそうですが、

メニエル病の発症は2000年に遡るそうです。

彼の場合は治癒せず病気は進行し今でも難聴、耳鳴りを患っているそうです。

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この3人の共通点を無理に拡大解釈するつもりではないのですけれど

 

でも何か大事なことの暗示のような気がしているのも事実です。

がんという病気になる原因はいくつかあると理解していますし、一人一人の

患者の原因を一つに特定するのはおそらく不可能なことなのかもしれません。

でもがんという病気は体の代謝能力が狂った結果だという見方はある程度

共通した見方だとも理解しています。

がんだけになる、という事はおそらくあまり無くて、そこに至る過程で体には

色々な兆候、シグナルが出ているはずだし、それがわりと重篤な別の病気に

なって現れている場合だって少なくはないだろうと思っています。

糖尿病患者ががんを併発するという事があるという話も聞いたことがありました。

しかし突発性難聴とかメニエル病とか、自分がなってみるまで聞いたことも

なかった病でしたが、そういうものもこのお二人の報道を見聞きして

もしやがん患者に割と多い共通項になっていたりはしないか、とびっくりし

ぎくりともした、という次第でした。

 

 

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