先日書いた記事のようにがんセンターでのPET/CT検査も先週終了し、
今日結果を聞いてきました。
胃の病巣はPETで認められる、肝臓とリンパ節の転移は病巣として
認められるものはない、 ここまでは想定通りでした。
そうであれば内科の判断としては外科にバトンを渡して手術への
日程などを組んでゆくという事になるそうです。
ただ一点想定外の事がありました。
PETではブドウ糖(に似た物質)に放射性元素を付加したものを点滴で
体内に注入して、がん細胞がその物質を引き寄せるのを外部で
放射線を検知してがん細胞の所在を見るわけですが、人体は刻々と
注入した物質を排泄する行為も進めているわけです。
つまり膀胱にも自然に物質が溜まるのでPET検査では膀胱周辺は
必ず黒く(あたかも病巣のように?)映ります。
ただ時々大腸周辺にも同様に黒い影が映る場合があるそうです。
これは大腸の方へ排泄されてゆくから、という場合があるそうなのですが
膀胱のようにいつも必ずというわけではない、つまり必ず擬似的な
影という事とは断言できないという事で、大腸に黒く影が出たら
精密検査で転移なのか擬似的なものなのか確認をするという事に
なっているそうです。
この場合の精密検査は大腸内視鏡という事で、今週実施することに
急遽決まりました。
色々とハードルがあるものですね。
この検査で白判定が出てもその後外科の方では腹膜転移の有無を
腹腔鏡で調べたうえでないと胃の摘出には踏み切らないようなことも
聞かされています。
(黒判定ならどうなるのか、今は考えても仕方ないので考えません)
そうやっていくつかのハードルを越えていかないと手術そのものにも
たどり着けないという事なのでしょう。
頑張っていきたいと思います。
よろしければこのブログの読者になっていただければ幸いです。