この8月でガンが見つかってから丸3年が経ちました。

3年、長かったのか短かったのか?  色々なことがありすぎて

一言でどちらかなんて言えそうもありません。

昨日がんセンターで胃内視鏡の検査でした。

結果が分かるのは来週です。  その結果で決めたいと思って

やってきました。  3年で決着を付けられたらと思ってこの数か月

やってきました。  

 

闘病とメンタル、あまり正面からブログに書いたことはないです。

 

今回はきっと3年経ったという事が一つのモチベーションになって

書こうという気になったという気がします。

晩期ガンを食事療法で治癒させてゆくのは長い時間のかかること、

その間に色々な心の動きとか変化とか変革とか停滞とか、、、

そして長時間の闘病を支えるメンタルの重要性はつくづく感じて

生きてきましたので。

 

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僕の考えたり体験したメンタルというのは、メンタルが変われば

ガンが治るというようなものではなかったように思います。

例えばストレスを減らしリラックスして生きることとか笑って生きることが

免疫力を上げてくれる、という話は頻繁に目にも耳にもしますし

おそらくそれは正しいのだろうと思っています。

でもだからガンが小さくなったとか治癒したとか、そういう感覚は

僕の場合極めて少ないと思います。
(個人的な話なのでこの感覚を一般化するつもりはありません)

 

転移が進み手術もできないし余命宣告も出たガンが転移も消えて

 

ここまで小さくなった過程で僕の体感したものは、

 1.食事療法、特に毎日大量に摂取する野菜・果物の生ジュース

 2.養生 (充分な休養と適度な運動、病人としての生活リズム)

 3.少量の抗がん剤治療

です。

この3つで具体的に腫瘍が小さくなるという相関を自分の体で

はっきりと体感したと思っていますし、その影響度の大きさは

ほぼここに書いた順番だったように思えます。

 

ではメンタルは? と言うと、僕の場合はこのような直接的な

 

治療行為を長い期間にわたってくじけることなく挫折することなく

コツコツと続けてゆくための心を支えてゆくという重要な役割で

あったように思うのです。

それと同時にガンになってしまったというそれまでの自分の生き方を

見つめ直し、人との関わりを見つめ直す貴重な体験を通じて自分の

心が変化したり育ってきたりしたように思えます。

ガンは自分が作り出した病気、今でもそう思っていますしだからこそ

心の変革が伴ってこなくては肝心の治療行為を支えてゆくことは

とても難しいものになってしまうように思います。

 

心が先か? 体が先か?

 

人間なので分離することはできませんし明確にどちらが先なのかは

分かりません。

けれど闘病を支えてくれたゴルフの青木功プロの言葉を参考に

紹介したいと思います。

青木プロは心技体、という言葉を体技心の順番だと考えていると

いうものです。

体を作ること、技を磨いてゆくことはその過程において心を育てて

ゆくものだと思います。

さしずめ闘病ならコツコツと食事療法とか養生とか生活リズムを

こなしてゆく中で体が変わってゆく、その過程で心も変化し育ち

作られてゆくものなのではないかと思えて、この青木プロの言葉が

とても気に入っています。

 

メンタルの話は次回にももう少し書きたいと思います。

 

 

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