先日の6月24日(日)朝のNHKテレビ”サキどり”、放映に関して
少しだけ補足しておいた方がいいように思いました。
1.減塩
今回の番組のテーマが減塩でしたから、済陽高穂先生の
ガンの食事療法もその減塩という角度から切り込んだ形の
編集がなされていたように思います。
24日の放映を全部ご覧になった方はその中で済陽先生の
食事療法のポイントもちゃんと表が出てきて、減塩以外にも
いくつも大事なポイントがあるという事がお分かりいただけて
いるだろうと思っています。
そして僕の場合もその通りで、減塩はかなり大事なポイントでは
ありますがそれ以外の食事療法のポイントも大事に守って
きたつもりです。
(一日1.5リットル以上の新鮮な野菜・果物ジュースとか、
肉食禁止とか、アルコール禁止とか、いくつもあります)
だから僕のやってきたことは
減塩を含む済陽式食事療法 + 抗がん剤治療
です。
ただ番組構成上減塩が前面に出ていたので、ご覧になった
方によっては、 (減塩 + 抗がん剤治療)、 でここまで
やってこれたと思われたようです。
番組そのものは見ずに後日番組のHPだけをご覧になった方も
同様の誤解をされた方がいらっしゃるようでしたのでちょっと
補足させていただきました。
2.一人暮らしに関して
実はブログには今まで書いてこなかったことですけれど、
番組では僕が一人暮らしを始めたことが紹介されていました。
”自宅に居ると知らず知らずのうちに塩分の入った食材を食べて
しまうかもしれない” というのが理由だと紹介されていました。
そのこと自体は間違ってはいないのですが、わざわざマンションを
借りてまで一人暮らしをしているのはそれ以外の個人的な
理由もあっての事です。
その理由は特にここには書きませんけれど、一つだけ書いて
おきたいのはガンの食事療法をするのに一人暮らしは必須では
ないと思っているという事です。
番組をご覧になった人が、済陽式食事療法を実行するには
一人暮らしまでしないと難しいのか、と間違った認識を持って
いただきたくはないと思っています。
実際のところ減塩食、玄米菜食、肉食禁止、多量の新鮮な
野菜果物ジュースなどを実行するには、がん患者さん本人
だけでなくご家族の力も借りた方が負担が少なくてすむ、と
思います。 まして病状が厳しかったり健康レベルが芳しく
ない患者さんならなおさらです。
個々のご家庭の事情で最適と思われるやり方を探し出すのが
いいと思います。
よろしければこのブログの読者になっていただければ幸いです。