先週の時点で4月の胃内視鏡検査の結果が”変化無し”だったので

この時点で胃摘出手術に舵を切って手筈を進めてゆくつもりでした。

(ただ100%手術可能となっていたわけではなく、それは今後の

 詳細な検査の結果を待たなくてはならなかったわけですが)

 

しかし今週状況は変わりました。

 

済陽先生の西台クリニックで先週末にPET検査を受け、同時に

がんセンターでの胃内視鏡の写真を見ていただいたりしました。

診察室で先生とお会いするまでは手術の事をお話ししてアドバイスなど

いただくつもりでいたのですが、、、

 

PET検査の結果は、ガンは不明瞭になってきているとのことでした。

 

ごくわずかに分厚いところが認められるもののほとんど薄れてきて

いると。

 

内視鏡の写真を見ていただくとがんセンターの主治医が指摘するように

 

まだそこに2~3cm位の腫瘍が見られることは済陽先生も認められました。

しかしこれは固形のがん細胞の塊ではなくびらん状になったものが

支配的のようです。

そして昨年11月の胃内視鏡の写真と比べると半分くらいになっている

ようでもある(まあこの辺りは見る角度にもよるので微妙な感じでは

あるのですが)とのこと。

 

そしてこの様子であれば夏くらいまでは手術をせずに今までのように

 

頑張ってみたらどうか、と済陽先生の方からご提案をいただけました。

今までのように、つまり抗がん剤を続けながら済陽式で食事療法と

体の休息・養生を徹底して続けること、です。

 

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それは自分が望んでいたことなので僕の心には是も非もありません。

一番大事なことは今月(4月)に完治することではなく(もちろんそれも

目標にして冬ごもりに突入したわけではあるのですが)、

食事療法と養生、そして抗がん剤の併用で胃のガンを消滅させるだけの

やり方と勢いを何とか体得すること !

冬ごもりの間に消滅させることは叶わなかったのですが、でも済陽先生に

もう数か月これで頑張ってみたら、と言っていただけるだけの勢いが出てきた

という事は何にも増して大事なことです。

 

そのことが先週までの時点では達成できていなかったと判断したから

 

この時点で手術と決断したのですが、以上の経緯から状況は変わりました。

 

がんセンターには今週まで僕の決断を待っていただいていたので

 

月曜日に主治医に西台クリニックのPETの結果をお渡ししながら状況を

お伝えし、手術は延期、抗がん剤治療を続ける意思を伝えました。

僕のような晩期ガンが少しずつ転移先を治癒させてきた例だと、仮に

手術と言っても種々のリスクがあるそうなので、手術をしないで改善できて

いることに主治医もすんなり決断を受け入れてもらえました。

抗がん剤も毎週から隔週に減らしてもらうこともでき、火曜日から

投与を再開しました。

 

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という事で、1週間で状況はかなり変わりました。

冬ごもりを終了したのですが、今度は春ごもりです。

ここまで良くなってきたのはひとえに食事療法と養生のおかげですから

ここで緩めるわけにはいきませんね。

次の検査はおそらく6月頃。

コツコツと養生に努めることにします。

 

 

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