前回の記事から3週間経ちました。

ひたすら冬ごもりをしていたらいつの間にか木々に花が付き

暖かさを増していて、春になったんだと実感しました。

 

2月の検査は冬ごもり中間報告。

 

そこでの結果はあまり昨年秋と変わりが無かったので

実はその後に再度済陽先生の著書をいくつか読み直して

養生の仕方とか食生活とかを工夫しなおしたりしました。

同時にゲルソン療法の本なども少し読んでみて参考に

したところもあります。

そんな内容などもブログに書いてみようかと思ったことも

あるのですが結局書きませんでした。

抗がん剤の副作用もあったり、冬ごもりの生活スタイルで

毎日まったりと体を横にしたりジュースや食事を作ったり、

そんなこんなで時間は過ぎていきましたし、 とにかく

4月の検査で工夫が功を奏したかどうかもすべてわかるのだから

などと思いつつ、、、、

 

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先週と今週で今回のMRIと胃内視鏡の結果が出ました。

結果は2月と変わり無し。

肝臓とリンパ節の転移はMRI検査では消失したまま。

けれど胃はあまり変わりません。

病巣はやはり残っています。

強いて言うなら昨年よりもやや浅くなり、そしてやや広くなったように

見受けられるとのことでした。

昨日結果を聞いてきたばかりなので丸一日、自分がこれをどう

受け止めるのかぼんやりとしながら少しずつ考えていました。

 

この冬は前半は多少生活がバタバタしていたので養生としては

 

少し睡眠時間が不足したりという事もありました。

でも後半はばっちり体も休め、ジュースも一日に7回から8回

低速ジューサーで作り2リットル以上、 食事も玄米・野菜・海藻

中心、 その他済陽先生の著書に従い色々工夫もしました。

悔いを残したくない、と思ってやってきましたし、今日時点で

振り返って悔いはありません。

これ以上厳しくというのも僕にはちょっとできないかな、とも思います。

 

それで変化が無いのであればそれは受け入れる。

 

結局そういう心境なのですが、過去1日の心境はもっと複雑な

ものです。

でも結論はこうです。

昨年秋にリンパ節転移がMRIで消失して、闘病開始2年で

ようやく胃の手術の可能性が出た時にさらに半年手術せずに

完治を目指す、と言って主治医からも済陽先生からも時間を

頂いた、 その期限は今過ぎました。

大きな病状の変化は無いのですから、ここでその方針は変更し、

胃の手術の方向で段取りをしてゆきます。

いわばセカンドBESTへと舵を切るという事ですね。

 

冬ごもりも今週でおしまい。

 

だからと言って養生をやめるわけでも食生活を変えるわけでも

ありません。

ゴルフ解禁にするわけでもありません。

実際に変わるのはせいぜい外出の頻度が週に1日か2日増える程度

の事でしょう。

ですが意識と方向性はだいぶ異なります。

養生も食生活もそれだけで完治を目指すのでなく現状維持を目指す。

増える外出なども手術の可能性を確かなものにしてゆくためと

その前後の身辺の整理のためなどに費やされてゆくことが多いでしょう。

 

MRIや胃内視鏡などの検査は万能ではありません。

 

今後の段取りの中で今まで見つかっていなかった転移などが判明すれば

デッドエンド、という事だってあり得ます。

道はいまだ半ば、そう思いつつ気持ちを切り替えて自分をコントロール

してゆきたいと思っています。

 

 

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