昨年12月から抗がん剤もウィークリーに変わり、ほぼ同時に完治を目指して
冬ごもりを始めたのですが、 その後の最初のがんセンターでの検査が
今月にありました。
結果から書いてしまうとあまり変わり映えしなかったようです。
胃の内視鏡 : 昨年10月とほとんど変化無しとのこと
(済陽先生の西台クリニックでの12月のPETでは1cm前後の
病変という事でした)
MRI : 肝臓もリンパ節も消失したまま
リンパ節は昨年10月の検査で初めて消失となったので今回はどうなっているのか
多少の不安はありましたが引き続き消失という事でとても安心しました。
しかし、胃があまり変化が無い、というのは正直少し落胆しました。
2か月の冬ごもりはまだ結果に結びつかないのでしょうか?
来週西台クリニックに行くのでCDデータを持参して済陽先生にも見ていただく
つもりです。
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いつもながら検査の結果が芳しくないと結構精神的に疲れます。
結果が前回より悪くなった時はとても冷静ではいられません。
かなり内心動揺します。 気持ちが数日間は荒れます。
でも悪くならないまでも変化無し、というのも結構精神的にこたえるものです。
検査は大体2~3か月ごとなので、今までの数か月の努力は間違っていたんだろうか
とか、気を取り直して頑張るにしてもその結果はまた2~3か月しないと分からない、
とか、、、
とにかく病状を改善するために努力を続けているつもりなので、努力の内容を
疑ってみたくもなります。
今回のようなことは初めてではなく過去に何回も経験しています。
数日間ちょっと荒れ気味になる気持ちをようやく再度頑張ろうと気を引き締め直し
今日までやってきたという感じでしょうか。
それで今回はちょっと過去を振り返ってみました。
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今日まで闘病は2年半、つまり約30か月です。
検査は大体2か月間隔、 だから15回前後やってきていることになります。
胃の内視鏡とCTもしくはMRIのどちらかがペアみたいなものです。
数えてみたら2009年9月に退院してから今日までで14ペアありました。
この14ペアを ”明らかな改善”、 ”わずかな改善”、 ”変化無し”、 ”わずかな悪化”、
”明らかな悪化” の5段階に分けてみました。
明らかな改善 : 5 闘病開始後立て続けに3回、 1年前に1回、 昨年10月
わずかな改善 : 1 1年半前に1回
変化無し : 6
わずかな悪化 : 1 1年半前に1回
明らかな悪化 : 1 2年前に1回
明らかによくなった、というのは闘病開始してから8か月くらいは続きましたが、その後は
昨年1月の胃の改善、そして昨年10月のリンパ節の消失だけです。
わずかな改善というのは1年半前に胃の状態とリンパ節が少し変化があった時です。
合計で6回、 打率は6/14=4割
残りの6割は変化無しがほとんど。
だから僕の場合は検査の結果を耐えて受け止める、という回数の方が多かったと
いう事になります。
変化無しという時はまず、”悪化していないのだからよしとするべし”と考えるように
します。
そしてもう一回検査を重ねたらよくなるかどうか、 もしくは次の検査前にできることは
ないのか、などと考えるようにしてきたと思います。
今回の結果に関しては今幾つか考えていることはありますが、来週の済陽先生の
診察も踏まえてまとめてゆきたいと思っています。
よろしければこのブログの読者になっていただければ幸いです。