僕がステージ4の晩期ガンになった理由

あくまで僕が感じて考えるものという事になりますがちょっと書いてみたいと思います。

 

2年前の8月に人間ドックで胃ガンが見つかった時に最初に医師に(ほとんど反射的に)

 

聞いた質問の一つが、”何故ガンになったんですか??”でした。

でも医師の答えは、”一人一人がガンになる理由は分かっていない”というような

ものでした。  最近の医学ではガンには人それぞれの個性があるという事も

分かってきてはいるが、それでもガンになった理由は特定できないというような

事も言われた記憶があります。

 

晩期ガンであり抗がん剤で延命治療しかできない、と言われて済陽高穂先生の

 

食事療法に巡り合い、食事が人間の体を変え、ひいてはガンすら治す力が

あることを身を持って経験し始めました。

最初の頃は自分がガンになるなんて思ってもいませんでしたからガンに対する知識、

理解もほとんどありませんでしたが、闘病を開始して時間の経過と共に少しずつ

色々な知識も吸収していきました。

 

済陽先生の著書にも出てきますし他の場所や文献などにも多く引用されている

 

リチャード・ドール卿の統計というものがとても有名なようですね。

1981年にアメリカの国立衛生研究所の依頼でまとめられたもののようですが

それによると上位3位までで75%を占めてしまっています。

  1.食生活  35%

  2.喫煙   30%

  3.感染症  10%

これに出産、性生活とかアルコールなどが続くようです。

 

実際に食生活がガンの理由になるという事例としてよく耳にするのは

 

 -日本では肉食が増えた時代から大腸ガンが急増した

 -韓国では冷蔵庫が普及した時代に食品の塩蔵度合いが減り胃ガンが

  減り始めた

 -アメリカでは有名なマクガバンレポートでガンなどの生活習慣病が

  食源病であることが指摘され国家レベルで食生活の見直しが進んだ

  おかげでガンは減少傾向にある

などですし他にも多くの事例を見聞きされた方も多いでしょう。

 

僕自身も自分の過去10年くらいの生活を振り返ってみると食生活が

 

原因になるという事に反論はありません。

(何故10年と書いたか?  というとガンは急に1年やそこらでなる病気では

 なくガン細胞は何年もの長い時間をかけて育ってくるからです)

 

今自分の過去10年くらいを振り返ってみると病気になっても仕方なかったのだ

 

と思えます。  というかガンが見つかる前にもこの数年間でいくつかの病気を

しました。

だからお恥ずかしい話ですが、ガンはその自分の体質に対する大きな啓示

だったのだと思えます。

この体質というのは先天的な体質という意味ではなく、自分の生活習慣とか

生き方が生み出した後天的な体質、という事です。

 

しかし僕にはどう考えても僕の場合は食事はガンの原因になってはいたかも

 

しれないけれども、それだけではないし主原因ではないように思えて

仕方ありませんでした。

同時にそもそも僕自身が食事療法で晩期ガンがどんどん快方に向かって

いるのに、原因は別の所にある、などと考えていいのか、という素朴な疑問も

あったのも事実です。

ドール卿の統計にはこれっぽっちも出てきていないように見えるし、

済陽先生の著書にも出ていることではないですし、どれだけ声を大にして

言っていいのか分かりませんでしたが、ストレス、というものが僕の体質に

大きな影響を及ぼしていたように思います。

でもストレスと言っても、それで人間はガンになるのか?

社会生活の中でうかつに”ストレスで病気になりました”というのはともすると

憚られるようなところもありますし、自分の中でモヤモヤし続けていたことです。

でもストレスだけかというとそうでもないのではないのか、、、

 

既にかなり長文になってしまいましたので今日はここまでにして

 

次回にもう少し踏み込んで書いてみたいと思います。

 

 

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