今回の経過報告は3月のMRIの検査結果です。

 

それまでの復習をすると

 

 1.胃は1月の内視鏡でとてもよくなり内壁表面には軽い引き攣れがあるだけに

   なった。  めざましい改善で済陽先生にもあと一歩半と言っていただけた。

 2.肝臓転移はCTで数mmの影が一つあるだけになった。 

   もうCTでの観察限界に近づいている。

 3.リンパ節は昨年8月にCT検査で消失したまま。

です。

消失というのはがん細胞が無くなったという意味ではありません。

検査では見つけられなくなったという意味です。  そしていかなる検査でも見つからなければ

医学的には治ったというらしいですが、がん細胞は検査限界以下の大きさでは存在します。

 

今まで検査は主に胃は内視鏡、肝臓とリンパ節はCTでした。

 

しかしリンパ節は消失していて肝臓もCTでは見えなくなりつつあるのでMRIになったと

いうことらしいです。

 

それでその3月のMRIの結果ですが少し凹む内容でした。

 

肝臓は更に改善し、MRIでも何も見つからなくなりました。

これはとても喜ばしいことです。

しかしびっくりしたのは消失していたリンパ節に1.1cmの大きさで腫瘍が認められるのです。

これは昨年2月のMRI検査と同じ大きさではないですか。

再発なのか???

MRIは昨年2月以降使用していなくてその後はずっとCTでした。

4月、6月のCTではリンパ節はやはり1.2cmくらいありました。  当時はリンパ節を小さく

したくて色々と取り組んでいた時期でした。

そのかいあって8月のCTでリンパ節は消失した!はずでした。

そして10月、1月のCTでもリンパ節は消失していました。

どういうことなのでしょうか。  

 

主治医によると最近のCTでも本当に目を凝らして同じ場所を見るとごく薄い影が見えるの

 

だそうです。  

そしてCTでは5mm間隔でスライスしてゆくので1cm位の大きさのものは中央近くを

スライスできればしっかり映るし端をスライスしてしまうとあまり映らないのだとも。

しかし4月、6月がたまたま中央近くで8月、10月、1月が3回続けて端をスライスするという

整然としたものなんでしょうか??

更にはCTで映りやすい人、MRIで映りやすい人がいるので、僕はMRIの方が映るのだろう

とも言われました。  

けれどCTで4月、6月にはっきり映っているではないですか。

どれもこれも釈然としない説明だと思ってしまいました。

主治医によれば結論は昨年2月からリンパ節は変化が無かったということのようです。

 

これを誤診だった、というのはおそらくは短絡的なんでしょう。

 

変化が無かったとしたら何故昨年前半は何度もはっきり映り後半は何度も何も映らなかったのか。

多少の変化はあったのだろうと思いますが病状を述べる上では”有意な変化は無し”という

有罪判決をもらったような気分です。

 

釈然としないし凹みますよね。

 

 

ただ公平に見るのであれば、再発ではない、ということ、昨年2月から悪化したわけでもない

 

ということは極めて大事な明るい材料です。

しかもその間に胃はさらによくなって肝臓も消失しているわけですから。

 

でも検査結果を聞かされた日にはなかなかそこまで気持ちは切り替わりません。

 

とにかくなるべく凹まないように、正確に言うなら凹んでるな~と自分で噛みしめつつ

まあ今は自分の精神力を試されているときなんだろうと思って気分転換を図ろうとしていました。

過去にずっと順調に来れたわけではなく何度もこんな風に凹むことはあったし、 過去は

軽い再発とか症状の悪化も経験してきたわけですからね。

今の方がまだそれよりはいいじゃないか、 と考えてみたり。

 

その後ふとあることに思いが至りました。

 

昨年2月から変化無し、ということは2月から10月まではリンパ節、肝臓は変化無し、そして

胃が10月に少し悪化したということで8か月以上あまり事態はよくなっていなかったという

ことなんだろうか、 そして今年1月に胃がよくなってきて3月に肝臓が消失したということ。

これはきっと何かを意味しているんだろう、、、、、、

すべてのことは原因があり結果があるわけなので。

 

長くなりましたがこんな事をモヤモヤしながら数日を過ごすことになってしまいました。

 

凹んでしまいましたが冷静に見れば悪くなってはいない、わけですし、その結果を踏まえて

先週済陽先生の診断を受けてきましたのでそれを次回に”その2”として書きます。

 

 

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