今まで何度か癌の治療には体を温めることがとても大事だと書いてきました。

いわゆる治療というイメージからすると施術師がいて温熱療法をしてもらったり

僕のように自宅に遠赤外線ドーム型サウナ(カマボコ形状で体を寝かせて

入れるタイプのもの)を持っていてある時間帯をその施術に割く、というような

ものを連想される事が多いと思います。  その時間は例えばボタラボの

グレミオ温熱療法なら1.5時間くらいとか、自宅で遠赤外線ドームをやる場合でも

30分とか1時間とかそういう単位になりますね。

まあそこまでしなくてもお風呂には毎日入りゆっくりじっくり体を温めて眠る、と

いうのでもいいでしょうし済陽先生は癌患者は必ず風呂に毎日入れと

著書に書いておられますね。

 

でも24時間体を温め続けるという考え方もあるようです。

 

やはり癌細胞は低体温では増殖しやすくなるようですし体を温めてゆけば

免疫力も上がるし血流も良くなるので栄養が細胞に届きやすくもなります。

色々と体を冷やす事の害や温めることの効用はあちこちで謳われているので

ご存知の方も多いでしょう。

そうは言っても24時間温め続ける、具体的にはどうするのか。

 

ボタラボでは遠赤外線のクッションとか足を温めるものとか体にあてる温熱器を

 

販売しているので家に居る時はそういうもので温める続けることはできますけれど

AC電源が必要なことや大きさの点から歩きまわる時や屋外では使用できませんね。

そこで威力を発揮するのは使い捨てカイロ、腹巻、タイツ、それに加えて外出時には

マフラー、手袋、帽子、マスクなどです。

マフラーなんて首を冷やすだけで体温が数度変わると言われた事もあるくらいなので

癌患者さんが冬に外出するときは必須のように思われます。 手袋、マスクも然り。

 

で、使い捨てカイロは僕の場合は患部であるお腹に2~3枚、腎臓を冷やすとよくないと

 

言われ背中に2枚を腹巻の上から貼っていました。

夜寝る時もそうだし外出時も(もちろんゴルフの時も)絶えずカイロで温めていました。

そんな生活をこの3カ月ほど続けていて、本当にお腹がよく温まり助かりました。

1月の検査結果がとても良好だった事にも少なからず貢献してくれているような気が

しています。

 

使い捨てカイロは低温やけどの心配があるから肌には直接あてるな、と記載されて

 

いますしその点は怠りなくやってきたつもり。

でも、やってしまいました、、、、

長期間絶えず使用していたので腹巻の上からとはいえ皮膚が赤くなってきていましたが

少し赤いくらいで他に何もなかったので気にせず使用し続けていたのがよくなかった、

のでしょう。

10日くらい前からちょっと皮がむけるところがあって滲みるな、と思っていたらあっという間に

腹部が湿疹のような状態になってしまいました。 仕方ないので何箇所かに絆創膏を

貼り、これが完治するまではカイロの使用は中止。

別に大事という訳ではないしすぐに治り始めているのですがお風呂に入ると少し滲みるのと

治りかけの痒みに襲われ結構ツライ状況でこの1週間ほどを過ごす羽目になってしまいました。

仕方ないのでステロイドの少し入った炎症止めの軟膏を昨日塗ったらみるみるよくなり始めました。

安堵。

ステロイドなのでもう少し良くなったらこの軟膏は使うのはやめます。 

 

皆さん、僕の失敗を真似しないようにカイロの使用時は赤くなったりしたら一旦その症状が

 

消えるまでは使用を控えるなど充分気を付けてくださいね。

使い捨てカイロはそういう事をきちんとわきまえて使いさえすれば体を温めるのには

とてもよいツールなど思います。

 

 

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