癌闘病経過報告も10回目になりました。

前回のがんセンターでの検査が10月でした。

年も変わり今回の検査は1月末に実施されました。

遂に闘病も1年半になります。

発見時に転移が進んでいて手術ができず、そのまま今日まで手術を一切せずに

つまり体にメスを入れずにやってきました。

切らずに治すという事は時間のかかる事です。

そして仮にいったん完治にこぎつけても実際にはまだまだ癌との付き合いは続いて

ゆくのですが、これに関してはまた改めて書きたいと思います。

 

1.がんセンターでの検査結果

今回の胃内視鏡とCT検査の結果を一言でいうと、とても良くなりました。

 

まず胃内視鏡ですけれど、胃壁表面はとてもきれいになりました。

数カ月残っていたクレーター状のものもほぼ見えなくなりました。 

内視鏡検査で検査台に横たわっている時に主治医の後方のモニターに映るの

ですがあまりにきれいになっていたので驚いて目を疑ったのを覚えています。

ただそうはいってもやはり少し病巣周辺の胃壁は脆さが目立ち多少の引き攣れ

のようなものも見受けられます。

主治医も今回は明らかに好転と認めてくれました。

 

CT検査はリンパ節は消失したまま。 

肝臓ももうほとんど腫瘍を見つけられません。

ただ前回と同じ場所を目を凝らすと小さな影があるか無いかという程度に

認められます。

3mmだそうです。

前回微量認められた腹水も消えていました。

 

腫瘍マーカーは今回も正常値、しかも前月から今までで最低の値になって

います。

抗がん剤による白血球など免疫機能の低下も回復は順調のようです。

 

主治医は今使用している抗癌剤がまだ効いているのでしばらく続けようと

申し出てくれましたので同意しました。

 

 

2.済陽高穂先生の診断

  がんセンターでの検査結果を持って今日診察を受けてきました。

  胃内視鏡の写真をご覧になるなり、すごく良くなった、この勢いなら

  (手術せずに)治りそうだ、とおっしゃっていただけました。

  CTの結果もご覧になって経過が非常に良いのでほめていただく事が

  出来ました。

  同時に自己治癒力や免疫力を上げることのやり方が分かってきたようだね、

  というような意味の励ましの言葉をかけていただけました。

 

  そうなんです。 実はこの数カ月、手応えは感じていたのです。

  食事療法や温熱、運動、睡眠、そしてメンタル、それらを含む生活の

  リズムがだんだんツボにハマってきているような感じをひそかに持って

  いたのです。

  だからがんセンターでの検査も今までは2カ月毎だったのですが3カ月に

  延ばしてもきっと大丈夫、と思い実際にそのようにしてもらいました。

 

  済陽先生は5月の連休が終わったら西台クリニックでPET検査をしようと

  おっしゃって下さいました。

  自分の密かな目標はそれまでに胃も完治させる事です。

  それに向けて頑張ります。

 

今回は結果もとても良くそして完治へ向けてかなり確かな希望が持てる状況に

なってきました。

寒さも続きますけれど体力、免疫力を落とさないように体調維持に努め、

風邪などひいて免疫力を奪われ病状を悪化させないように(1年前の3月が

そうだったのです)気を付けてゆきます。

 

 

皆様の応援、励まし、お気遣いに心より感謝申し上げます。

 

 

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