ケゼルスベール。
ドイツ語読みは、カイザスベルグ。かっこいい。
コルマールからちょこっと行った先にある村。
コウノトリ。
ドライバー兼ガイドの兄さん(32歳、コルマール出身、イケメン)曰く、この時期に見れるのは非常にレアらしい。
わーい。
閑散期のため、人っ子一人いない村の中へ。
ガイドの兄さん(以降、クリストファー)が、唐突に「ケゼルスベールは、シュバイツァー博士の生まれた村だよ。そんで、ここ彼の家。」と申す。
あらま。
「アルザス 美しい村」でググって出てきたので行ってみた私にとって、その情報は初耳である。
まあ、よい。
幼少期、シュバイツァー博士の伝記を読んで、「アフリカで人のために働きたいな」と思ったこともある。
その後、紆余曲折を経て、多少なりとも実現できている。なんたる偶然。
まあ、よい。
今は、かわいい村が先である。
テクテク歩く。
人はいない。
お店もどこも休業中である。
どうやらこの時期は閉めているところが大半らしい。
かわいい村の散策をしにきたおっさんにとっては、最高のシチュエーションである。


特にオチはない。
晴れ男、晴れ女ならオフシーズンの方がフォトジェニックなインスタ映えな写真撮れると気がする。