手術当日

点滴室へ行くように言われました

 

手術目安時間30分程度←場合によっては1時間ぐらい←大幅にオーバー(だじゃれじゃないよ)

 

コンタクト

化粧

貴金属

マニキュア

取り外しのできる歯(!)

すべてつけていないことを確認され

着替えて待つこと数分

 

緊張しているのか

やたらトイレへ行きたい・・・(2回目は、ほぼ出ず)

 

カーテン引いてあるから

周りの人は見えないけど

斜め前のブースで親子喧嘩?が始まったり

手術を終えた人が戻ってきたり(終わったんだ、いいなあ・・・)

 

待つこと30分少々、

ついに

出番です!

 

幸いなことに手術をしたことがないわたし

(けがして外科で縫う、というのは数回あり)

どでかい業務用エレベーターみたいなものに乗せられ

バックヤードとしかいいようのない雰囲気のところを抜け

えーなんかドラマで見た手術室のイメージと違う

と思いながら

看護師さんに誘導され

 

ついに手術室!

 

頭にキャップをかぶせられました。

 

ドラマと違って

スゲー広い部屋の真ん中に

ポツンとベッドがひとつ

その上にはドラマでよく見る丸い電器が集まったみたいなやつ

 

先生と看護師さん2人

余白が広い

広すぎる

20畳くらいのスペースにポツンとベッドひとつ・・・・

無駄に広くて逆に不安

広くて何もないがらんとした場所は人を不安にさせる。(意味のない分析をする余裕)

 

「じゃあ、ベッドに乗ってください」

 

腰の部分の腫瘍摘出なので

うつぶせです。

 

 

脚を伸ばしたカエルみたいな状態です。

この体勢で長時間耐えられるかしら・・・・

まあ30分ぐらい大丈夫だろ。←甘い! でも結果的には耐えられた

 

心電図の器具と血圧図る機械(指先にはめるやつ)をつけられ点滴を刺され

うつぶせのわたしはもう

されるがままです。

 

「これから伊丹梨子さんの右腰部腫瘍摘出手術を行います」

 

ぼそぼそ言う先生(女医さん)の声が聞こえました。

あ、ドラマのやつ・・・本当に言うんだ・・・(笑)←この時はまだ余裕

 

「じゃあ、麻酔打ちますね」

 

・・・こうして地獄は始まった。