腰が痛いんだけど、どこにいけばいい?
意を決して初めて接骨院へ行った話です。
で、初めてなのでどこへいけばいいかまずリサーチです。
聞けばみな「N接骨院」と答える。
隣の奥さんも、ご近所さんも、知り合いも、「N接骨院」とおっしゃる。
そんなに凄いのか、N接骨院。
でもね、すごーく待つよ。
2時間3時間待つのは当たり前だから。と、言われた。
そんなに大人気なのか。
テーマパーク並み、いや、それ以上の待ち時間じゃないか。
でも、尻込みしている場合じゃない。
覚悟を決めて行ってみることにした。
そのためにフィットネスクラブもやめたしね。
歪んだ骨の上に筋肉を付けてもダメなんじゃないか、と思ったわけですよ。
で、当然ながら待つ。
朝に来たと思うのだけれど、もうお昼過ぎたよ・・・・。
待合室は激混みで椅子に座りきれない。人が溢れています。
みんな、患者なのに、立って待てるの?
わたしは無理です。
壁にもたれ、空いた席を見つけたら即座ったね。
待ちながら思う。
待っている間に、悪化しそう。
ずっと同じ姿勢(座り続けている)と、だんだん腰が痛くなってくるよ・・・。
そしてついに順番が来た!
院長先生はわたしをみて「ハイ、立って、右向いて、後ろ向いて、左向いて、噛むのは右?左?わかんない?あっ、そう」と言いながらちらちらと私を眺め「座って」と言うと自分が立った。
そして傍らにある推定百四十五センチほどの身長の骸骨(全身)をちゃっちゃっといじくり「はい、これ、あなた」と言った。
仰天したね。
そのガイコツはわたしにそっくりだった。
体のシルエット、というか。
遠目で見て顔とかわからないけど、あるいは後ろ姿を見て、「○○さんだ」とわかることってありますよね。
そういう感じ。
「はい、あなた、ここがこんなふうに傾いています。それでここがこうなってるね。それから、ここも」
院長、凄い。
・・・信じよう、と思った。
そしてこの後、ゴッドハンドY先生と出会うのでした。