さあ、病院リターンズだ。

右下腹部の痛み、続いています。

 

2018年7月30日

 

昨日よりマシとはいえ、痛いもんは痛い

 

 

化粧する気力もなく、すっぴん。

そんな元気があるならこんなところに来ねーよ、とやさぐれ気分満載。

けっこう空いていたので席を二つ占拠し横たわる。

 

 

半うつぶせ寝、みたいな。

 

 

恥も外聞も見栄も、腹痛の彼方である。

 

 

こんなに痛いのに前みたいに「なんでもありません」って言われちゃうんだろうなあ。

 

お願いだから病名を言って!

 

 

どうすればいいのか教えて!

痛いのは嫌なんだよう! 

 

 

 

見かねた看護師さんが順番を確認しに行って「今から四番目です。大丈夫ですか」と声をかけてくださいました。

 

しかしこの四番目、も三十分後だったな。

 

 

ようやく順番が来た。

 

座るのは痛いので、とベットに寝かしてもらう。

 

 

「えーと、前回と同じ症状?」

「はい」

大きな病院なので前に見てもらった人ではなかった。

ずっと所見やデーターをチェックしている様子。

 

 

「うちではないのであとは整形ですね」

「は?」

 

 

婦人科でないならあとは骨と筋肉しかないので」

「痛くなったらまた来てくださいと言われたので来たんですが」

「血液検査CTをしてもいいですけど、そのデーターもって整形に回ってもらうことになります」

 

出たよ。

 

 

 

「うちじゃない」宣言。

 

 

 

 

内科→違います

産婦人科→違います

内科胃腸科→違います

整形外科→どう考えても違うだろう。腹痛なのに。

 

 

 

話、違うじゃん?

 

 

 

痛みのある時に来てもらってそ症状に合わせた治療なり薬なりを考えます

 

そう言ったじゃないかと違う人に詰め寄っても仕方がない。

 

「じゃあ、整形に回してもらえますか」

 

今回も不発か。がっかりだよ。途方に暮れるよ。痛いのに。

 

まあ椎間板ヘルニアが悪化していないかどうかは診てもらえるかも。

あと、股関節に水溜まってる件も。

 

ってどんだけ病を持っているんだ自分。

 

もうごねる気も起こらず整形外科へ回されていったのでした。

 

 

 

これがたらい回しってやつか。

 

今のご時世、若者は「たらい」とか知らないんだろうなあ。

 

 

 

そして例の感じ悪い椅子二つ占領の半うつぶせ寝で待つ。

いや、空席いっぱいあったからね?

満席なら私も躊躇します。

ベッドないですか?とずうずうしく看護師さんに聞きます。

でもほら、空席あったから。

 

そして順番。

 

「腹痛? なんで整形?」

 

先生の気持ち、わかります。

申し送りを読みながらも納得されないそのお気持ち。

なぜなら私も同じことを思っているからです。

おそらくは書かれているであろう経緯を説明する。

 

座るのしんどいから、といきなりベッドに横たわっての説明だ。

 

そういうわけで先生の後ろ頭(スキンヘッド)しか見えない。

 

血液検査と、尿検査はした?」

「していないです」

「えっ?尿検査をしていない?なんでだろう。じゃ、尿検査も。あと、一応レントゲンね」

 

整形外科で尿検査。

 

もうなんでもいいです。

何かわかるというのなら、どんな検査も受けましょう。

 

 

でも多分、何も出ません。

そんな気がします。

 

 

お師匠様、振り向いたら意外に若かった

あえてのスキンヘッド、なのか。

どうでもいいけど。

 

 

望み薄な感じで、それでも尿検査、血液検査、レントゲンと進む。

 

で、また待つ。

 

 

 

大将、時々こせがれに任すようになってきた。手拭いしぼりも若干緩い

 

 

「つらそうですね、何なんでしょうね

看護師さんに言われ「そのぶんだと、また何も出なかったんですね」とのそりと起き上がる。

「まだ、結果はでてませんよ」

「そうですか」

 

 

でも何も出ないんだろうな。

そんな気がするぜ。

 

尿管結石じゃないですかね」

 

 

「は?」

 

 

整形より泌尿科へ行くべきだと思いますけど、どうして整形に回したんでしょうね」

 

 

 

お師匠様、わたしにそれを言いますか?

 

 

 

 

「でも、CT超音波にも石はなかったみたいなんですけど」

 

「映らないほどの砂のような大きさかもしれないので」

 

「そこまで小さくてこんなに痛みが出るものでしょうか」

 

「人によるんじゃないでしょうか。尿に潜血反応あるし」

 

もう時刻は昼を回っているのでこれから泌尿科受診は無理のようだ。

明日、午前中泌尿科に予約を入れておきます」

「でも、痛み止めは今日出してもらえるんですよね」

「はい」

「検査も全部したし、泌尿科へ行ってもやることないですよね」

「一応確認しましたが、尿管結石であっても痛み止めを処方するだけのようです」

 

 

じゃあ、行って何の意味があるの?

 

「じゃあ、行っても同じですよね」

「まあ、そうかもしれませんが」

もうね、パターン読めてきた。

うちの科じゃないけど、こういうことで痛みがあるのかもしれない、それはウチの専門じゃないから○○科に行ってね。

 

 

 

 

「ちなみに椎間で痛み出てるって押さえてる場所、椎間じゃなくて腎臓だから。股関節の水はそんなにないし、骨の変形多少あるけど腹痛になるものじゃないから」

 

妙に説得力を感じるのは相手がお師匠様だからなのか。

 

 

 

尿管結石。

言われればそんな気がしてきました。

 

そして右下腹部の痛みのせいで、椎間板ヘルニアが酷くなり痛くなった場所が腎臓と言われショックを受ける。

 

 

 

 

もしかして、私、腎臓が悪いのか?

 

CTにも超音波にも映らない砂みたいな石がザラザラあってしょっちゅう流出騒ぎ(腹痛)が起こるのか?

 

 

しかし、ざらざらあったら多少なりとも映りそうなものだが。

 

 

結論。

わかりません。

 

 

 

「痛み止めは何を出してもらえますか」←カロナールは効果なしと言いたかった

ロキソニン出します」

「ロキソニン以外の薬は」

「ロキソニンが痛み止めでは一番強いので」

市販のロキソニンがあまり効かないみたいなんですが」

病院処方は含有量が市販の薬の三倍の60ミリグラムなので大丈夫です」

「60ミリ?」

 

 

思わずバッグから持っているロキソニンを出す。

 

 

先生も見つめる。

「書いてませんね」

「おそらく箱に書いてあるんでしょう。多分20ミリグラムだと思います

 

 

帰って箱を観たら60ミリグラムでいっしょだった。

 

 

確認してしまったせいか効きが悪い気がする

 

 

でも、ピークは過ぎ小せがれとのセッション状態になってきた。

とはいえ痛い

 

 

 

 

痛いのに検査結果異常なしってなんなんだ。

 

 

何度だって叫ぶ。

 

 

「いったい何なんだー!!!」

 

 

 

誰か教えて下さい。

 

明日泌尿科へ行くべきか?

でも多分何も出ないよ。薬さえも。←今回出してもらったから。

 

 

 

・・・・まだ、続く。

しつこい痛みと共に。