休まない職人 | 京都伏見 ぶちかまし超・次郎らーめん

京都伏見 ぶちかまし超・次郎らーめん

コミックに出てくるような劇画風、エンターテイメント系らーめん屋を目指すハジケタ馬鹿な親爺が書いているブログ。56の歳になるまで飲食関係の仕事など全く無し!....なのに飲食をはじめる大バカ者の日記です。他人の不幸は面白いぞ!潰れるのが楽しみなら読むべし!

毎度おおきに! 京都伏見 ぶちかまし超次郎らーめん でオマす。

今回は「らーめん職人の所作が味をつくる」と云うような事をテーマに投稿いたします。

お騒がせな....超次郎らーめんも開店から3週間目に入って参りますと、お店の運営業務もやっとルーティン化されまして、ばたばた感が、少しずつ無くなってまいりました。

それに伴ってお店の中の事、お店の外の事が色々と見えるようになってきましてね。

先日、こんな事が解りました....。

昼の営業が終わり、ホッとして椅子に座りぐったりと休憩していた時ことなんです。
ふっと店長の動きに目をやりますと、店長はんは何かしら、ごそごそとやっているんですね。
・炊き出したスープの確認
・スープの灰汁とり
・かえし(出汁)の調整
・焼豚づくり
・器具の点検、包丁研ぎ
まあ、少しも休もうとしないんですね。

「店長、休んだらどうですか?」と声を掛けますと......

彼の云う事が凄いんです......職人なんでスワ!

「こんなん馴れてますからねえ....休憩時間にやる事の積み重ねがらーめんの味を決めるんでね.....」(お前みたいに、ボーッと休んでなんかおれるかい! <=店長の心の声)

ぽつりと.......云ったきりで、仕事を続けるんですね。
本当に職人ってすごいですわ。頭が下がります。

なんか、のんびり休んでいる自分が、本当に恥ずかしくなってしまいましてね。

そんな事があって以降、私もホールの隅々に目を配るようにしています。さらに、私はできるだけ店長の所作と云うものを注視するようになりました。

彼が、どんな動きをしているいるのか、それがどんな意味を持つのか.....を

まあ、はっきりしている事は...彼の動きの全てが
超次郎らーめんの”味の向上と進化”に紐づいているということだけは確かですね。
一生懸命です.....アホな店主を支えるために......。感謝してます。

それでは、ちょっと長くなったんで、今回はここまでとさせて頂きます。
失礼いたします。 さようなら