次男も2年生になりました~!
新しい担任の先生も、新しい加配の先生も、とっても良くしてくださる方たちでホッとしている所です(*^^*)
A判定の次男は、小学2年生ですが完全おしめです。
今まで、いろんな方に相談して、トイレトレを試みたことがあるのですが、『何か違うな?』って思ってチャレンジしてはすぐにやめてしまうことを何度も繰り返していました。
数年に1度の書類のためだけに通っている、発達障害専門ドクターからは・・・
『もうおしめ買うのやめたら?トイレトレがストレスになるかも?とか言ってる場合じゃないよね?もうそういう年齢じゃないんだよ?』
みたいなことをやんわり言われたり、正直言って次男よりも小さいお子さんがどんどんおしめを卒業していくのを横目でチラっと見ながら焦る気持ちは常に持っていました。
でもね、私が周囲からのプレッシャーに負けて次男にトイレトレを強要するのはなんか違うと思っていました。
トイレトレをするための体の準備ができていないんじゃないかな?って思ってたんです。
例えば尿意が排尿と同時にしか感じないとか、排尿を自分でコントロールするのが難しいとか・・・。
じゃあ自然に任せてトイレトレを完全放置するのか?
これも違うと思いました。
デイサービスの方たちが、トイレトレにとても協力的だったこともあり、デイサービスでは布パンツで過ごす、ということから始めてみました。
すると、出したいときに出すことはできないけれど、排尿を我慢することはできることが判明しました。
そしてデイサービスから帰宅して、膀胱満タンの状態なら自宅トイレで排尿ができるようになりました。
そのあとは大急ぎでおしめを自分で履くんだけどね(笑)
でも、こうして1日1回だけトイレでおしっこができるようになりました。
それからは、毎回おしめか?布パンツか?を本人に選んでもらうことにしました。
置き場所も、おしめと布パンツを並べて置くようにしました。
最初のうちはおしめしか選ばなかった(おそらく、一度布パンツを選ぶと紙おしめには戻れないのでは?と警戒して)のが、促すと布パンツを選ぶことも増えてきて・・・
『どっちでもいいよ!好きな方を履いてね!』
というと、ほっとした顔をして安心して布パンツにチャレンジできたようです。
そして・・・
そして・・・・・
そして・・・・・・・・・・
2016年4月25日、とうとう丸一日を布パンツで過ごすことが出来ました~
シナプスが繋がったんです~
自宅で4回、通院先のトイレで1回、トイレでおしっこが出来ました。
この日は学校を休んで通院する日、私と一緒に一日を過ごす日、だったので思いきってチャレンジしてみたんです。
もちろん、本人の同意を得て。
通院先のトイレはチャレンジしたのは初めて、成功したのももちろん初めて。
実はその前の週にも別の通院先のトイレでも成功してたんです。
この時は、たまたまデイサービスから通院先に直行し、おしめを履いていないことを忘れてて、慌ててトイレにチャレンジしただけだったんですけどね(;^ω^)
このように今までの経緯を見ても、次男は自宅のトイレでないとできないとか、そういうことじゃないんだな、やっぱり体の問題なんだな、って確信しました。(もちろんメンタル面の問題が皆無ってわけじゃないけどね)
同時に、プレッシャーに負けて強引にトイレトレをしなくて良かった~って思いました。
『もうそういう年齢じゃない』からこそ、本人の意思を一番に尊重すべきという考えは間違ってなかった。
もし私が体調不良で、1%でもトイレを失敗する可能性があるなら、絶対自分でおしめすると思う。
『失敗してもいいよ~、全然気にしないからね~!』っていくら本心から言われても・・・
『そういうことじゃないから』
ってなる。
おしめを隠されたりなんかしたらパニックになるよ、私でも。
やっぱりね、排泄って人間の尊厳に大きく関わる問題だと思うんです。
それはどんなに重度の障害があっても。
それは完全にノンバーバルであっても。
本人だって、好きでおしめをしているわけではないと思います。
丸一日布パンツで過ごせた後も、寝る前と学校へ行くときは
『こっこ・・・?(これ、いい?)』
と、とおしめを手に持って私の所に確認に来ます。
布パンツからおしめに履き替えてもいい?という確認です。
『もちろん!好きな方でいいよ!』
と答えると、にっこり笑っておしめに履き替えています。
これって、めちゃ賢くないですか?
TPOで自分でパンツ選んでるのよ。
で、繰り返しなんるんだけど、折れ線タイプの次男でも、一度壊されたシナプスでも、治療によって再び繋がることができるんだという事実
私はトイレトレが完全に終了する日よりも、このシナプスが再び繋がった4月25日の方が一生忘れないと思います。
嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて・・・・・
涙ボロボロこぼして一人で号泣しちゃった(笑)
その後調子に乗って
『お祝いだ!ハーゲンダッツだ!』って、初めて1度に2個食べてお腹壊したのはご愛嬌ということで・・・・・(笑)