社会に出てよく思う、仕事上の『線引き』について。
どんな仕事でも色んなラインがあると思う。
そういう線は自分で引くもので、どこにどう引いても良い。
仕事とプライベートの線だったり、家族や恋人と仕事の線だったり、それこそいくらでもある。
色々あるけど、俺は教員と生徒との間には太い線引きをしている。
あるところまでは同じ目線の立ち居地に下がるけれど、常に奴等より上にいなければいけない存在であることを意識しながら仕事をしている。
教員との間にもある程度の線を引いている。
信頼のできる人には心は開いているけれど、誰しもに開かない方がいいと思うから。
本当にふざけて笑い合える同僚なんてのはごくわずかだもの。
談笑する場面で相手に付き合うことも仕事の一つだと思う。
よく自分は秘密主義だとも言われるけど、そんなにオープンにする気がないのだから当然そうなのだ。
フレンドリーとはとてもこの仕事では大切で、ある種その教員の良いところでもあるけれど、
一歩間違えるとそれはかなり危ない。
生徒とのいざこざで捕まる人ってのはこの線引きが甘い人だと思う。
ゆるい線引きをしていくと、それがゆるいことにだんだんと気付かなくなる。
いつかそうなるのが嫌なので、俺は常にピンと張ることに気を配りながら仕事をしているつもり。
その線引きが極端にゆるい教員ってのが結構いて、それでいいのかな~なんて思いながらそんな様子を見ている。
ましてそれが若い教員だったりすると結構イライラしたりもする。
今日は教員間のことだけど非常に呆れた、何だそれって感じ。
俺のエゴなのかもしれないけど、やっぱりそれは間違っていると思う。
そこまで他人に注意をする気がないので、今後その人は困るだろうなぁと思いながら見るだけにしている。
教育実習生とかの指導教諭とかになったら必ずこういうことは教えたいなって思う。
と言うか、本当はそういう人たちにも「そこは悪くて、こうした方がいいんじゃない?」って言える教員が、
教員から見た良い教員なのかもしれないけど、俺はまだそこまではたどり着けてない。
自分が信頼できる教員ってのは、自分に悪いところを指摘してくれた教員だから。
今年度はそういう役目をやならないといけないなって・・・そんなことを思った。