何をしたらいいか分からない時で

よくない時は

それに焦りや気持ちの落ち込みが

つきまとっています。


ただ単に

何をしたらいいか分からない時は

えーっと、何をしようかなあ

とだけしかなりません。



何をしたらいいか分からない時に

どうしたらいいか


僕は小さい時

小学校低学年の頃

夜中に喘息発作で

息が苦しくなって

苦しくなって

大きく息を吸おうとすればするほど

吸えなくて

息を吐こうとしても吐けなくて

さらに苦しくなる

と言う経験を何度もしました。


その中で分かったのは

身体の力を入れずに

力を抜いて

ゆっくりほそーくながーく息を吸って

ほそーくながーく息を吐くと

だんだん楽になることを覚えました。


ほそーくながーく

吸ったり吐いたりするのは

ものすごく辛抱がいることです。

途中で酸素が

足りなくなりそうになって

早く吸いたくなるのを我慢して

ゆっくりゆっくり吸うからです。

焦りそうになる自分を

焦らない焦らないと

言い聞かせます。


そうして

30分か

1時間か

時間がよく分からないくらいたった後

息の通りが徐々に良くなって

発作が通り過ぎます。



さて

何をしたらいいか分からない時

どうするか


力を抜いてだらっとするか

降参しましたって気持ちになるか

逆に小さくなって縮こまって息をひそめるか

とにかく何もしないでじっとすることです。


そしてあたりをよーく窺います。

そうすると小さい変化が見えてきます。

自分の体調がきつい時もあるけど

ちょっとましになる時もある。

気持ちにも緩やかだけど波がある。

周りの状況も厳しいことが多いけど

たまにましになることもある。

その時にほっとできる。

焦るとそんなことが見えなくて

闇雲(やみくも)に何とかしようともがくけど

かえってきつくなって

最悪になってしまう。


だから

表題の答えは「何もしない」です。


ただ何もしないで

何もしないで

ぼーっと観察することです。

そしてそこから分かったことをもとに

ゆっくりとわずかに

行動を変えていくということです。