今日はいやと言う気持ちについてです。
この感情は、よくないものとして見られがちですが、以前書いた「気持ちいい」と言う感覚とともに、とっても、とっても大事です。
なぜなら、生まれた時から、ヒトも含めた、生き物は、気持ちいい(快)、と気持ち悪い(不快)を持っていて、お腹がすいたら機嫌が悪くなって泣く、おむつが濡れたら気持ち悪い、のように、生きるための当たり前、なくてはならない感情だからです。
だから、まず、「嫌」と思うことは大事なんだなと思うようにしてください。
もちろんそのままでは、自分的には、最悪です。
で、次にその感情を解消するように、何かができればそれでいいんだけど、解決できない、時間がかかる場合はどうするか?
まず、自分が、「嫌だな」、と思っていることを認めます。
どうやるかと言うと、自分に「お前は、そんな気持ちで大変だな。」とか、言って、ねぎらいます。ごくろうさまみたいな感じ。
自分でもやっていますが、最初の内は、正直、言ったからと言って、何かが変わるわけではありませんが、言わないで、嫌な気持に振り回されるより、ほんのちょっとましなくらいです。
でも、そのほんのちょっとの自覚、そしてそれを繰り返すことに、意味があります。
その次にどうするかと言うと、いくつか選択肢があります。
① 自分に気持ちのいいことをする。
気持ちのいいことをして、多少、中和します。
全部消そうとしないでいいです。
ちょっと減ると、少し楽になります。
また、ほかのちょっといいことをいろいろ足し合わせて、少なくしていきます。一番簡単なのは、深呼吸、吐く息の方を長くする、どこでもできます。音楽、運動、風呂、アロマ、逆立ち、スイーツ、などなど。
② いやな気持ちを、レベル分けします。
あんまり楽しい作業じゃないけど、しないよりまし。
なしを0、最強を10として、どの段階にあるか、調べます。
それで、この間よりは、ましだなとか、これはやばいレベルだとか自覚します。
③ ②と似てるけど、いやな気持ちを、分析します。
なんで、嫌なんだろうと。これは練習がいるんだけど、
できるようになったら、けっこう武器になります。
結局のところ、あんまりいやな理由がないことが分かります。
④ やっぱりグチる、あるいは書くというのは、定番。
⑤ いやな気持の原因のいいとこさがし。
これも慣れはいるけど、レベルが上がると、これは最強です。いわゆる「感謝」とかいう類のものだけど、無理には勧めません。やりたい人がやるのがいいです。
以上です。
みなさんいかがでしょうか?
それでは、おやすみなさい。