癌と告知されてから、夜、眠れなくなった。
こんな時はブログという日記を書くことにしよう。

~前回の続き~

紹介状を持って消化器系の病気に強い先生の元を訪ねた。
まずは問診から。

いつから血便か、どの程度血が出ているか、便に血がどのくらい混じっているか、血の色はどんな色か、1日の排便回数はどのくらいか、他どんな違和感があるか、などなど色々質問された。

一通り質問に答えたらいよいよ内診か。。。と手に汗を握っていたら、先生がナースにいつカメラできるか確認していた。
おや?もしや内診しないのか!!やった~!なんて思っていたら、先生から出た言葉は
『話を聞く限りだと痔ではないと思います。出血してから長いし、ちょっと早急に内視鏡で見たほうがいいから、大きな病院へ紹介状をかきますので、すぐに受診してください』と。


へ?内診してないのに痔じゃないって本当にそんな断言できちゃうの!?
大きな病院ってどーゆーこと?
私の頭はややパニック。

とりあえず、再び紹介状の紹介状を持って大きな病院へ向かおうと思ったが、普通外来は午前中までだったので間に合わず。
紹介された先生がいるのは4日後の火曜日だったので、モヤモヤと不安な気持ちを抱えながら、ナースaとナースiにLINEで報告。

すぐに2人から返信あり。
自他共に痔だと思っていたので2人ともびっくりしていた。

私は、なんでもすぐに解決したい、白黒はっきりつけたい性分なので、どこかすぐに内視鏡検査をやれるところはないかと地元が同じナースiに相談した。
すると、 ナースiの某市立病院の現役時代に一緒に仕事をした先生が近くにクリニックを開業したから、あの先生のところならすぐ診てくれるし、病院時代にあの先生は断トツで患者見てたし、たくさんの症例もみてきてて、腕もいいから、内視鏡検査だけならありだと思う、とのことだったので、すぐにその某クリニックに向かった。

予約なしで飛び込みで入ったので待つこと3時間ちょっと。。。。
途中寝落ちした。
ほんと待ち時間だけでくたびれた感はあった。

で、ようやく呼ばれた。
ここに来るまでの経緯を一通り話した。
ナースiのこともついでに話してみた。
気さくな感じの良い先生で、ナースiの知り合いということもあり、ちょっとした身内のような空気感が生まれた。

そして内視鏡検査の話になり、空きを確認してもらったらだいぶ先まで埋まってるというではないか。
痔じゃないとひとつ前の病院で言われて、早急に内視鏡検査の必要性を言われたのに、そんな先まで待つのは、私の体的に大丈夫なのかと激しく不安になり、ひとつ前の病院で言われたことをもう一度言ってみたら
『ちょっと内診するわ』と言われ、完全に心の準備ゼロの私は動揺を隠せないまま、お尻を突き出すことにーーー!
心の準備ゼロだし、後ろ向きで何も見えないし、器具のカチャカチャする音だけが聞こえて、そりゃもー恥ずかしいし怖いし
で本日2度目のパニック到来。
痛みにとても弱いチキンハートの私は、ナースに怖い怖い怖いと連呼していて、そんな三十路を過ぎたいい歳の女に、呆れることなく優しく
『大丈夫ですからねぇ~力むと痛く感じてしまうので力抜きましょう~
一緒に深呼吸しましょ~
はい吸って~吐いて~フゥ~』と背中をずっと撫でながら深呼吸を一緒にしてくれてた。感じの良いナースさんでありがたかった!!
確実に私より若いナースさんありがとう!!!

で、内診の結果。
痔ではないと。
奥から出血していると。

オーマイガーーーー!

その約1週間後に無理くり内視鏡検査を入れてくれることになった。


~次回へ続く~