嬉野 秋彦
蘭堂家の人々―Goddess of the Earth

 スーパーダッシュ文庫の「蘭堂家の人々(著:嬉野秋彦  画:日向悠二)」を読みました。


 ブラフマーニー・ヴィナターとの戦いで深く傷つき、眠りについたままのアテナ。

 

 だが、黒い”女神”たちはいよいよ真の目的のために活動を開始する。

 

 敵であるはずの『九未知会』から送られてきたデータによって、彼女たちの狙いを知った翔太たちは、絶望的な状況の中、最後の戦いへとおもむく。彼らを待つ最後の戦場とは――?

 

 ついに完結、ファンタジック・アクションコメディ!



 ほのぼのファミリーな蘭堂家の人々の直面した人類の運命さえ揺るがす騒動も完結です。


 蘭堂くんは人類霊の一部を使って作られたコアを持っているのだから、蘭堂くんよりも強い敵を出そうとするのならば人類霊を使っていたのではダメだというのは解っていましたが、予想では人類以外の生命の魂を使ったコアだと思ってました。でも、よく考えてみれば霊を精神的なモノだと考えるのならば、本能に従って生きている人間以外の生命体が精神体となるとは考えられないのでしょうね。


 最終巻にて一気に謎が明かされていくモノだから詰め込み感がありますね。ちょっと過食気味です。それでも何だか完結したのにしっくりこない気持ちになるのはどうしてなのでしょう。


 ご都合主義過ぎるのは今に始まったことではないし気にしなければ良いだけなのに、流石にエリザベトが出てくるのは許容できなかったと言うことかな。あれは遣りすぎだと思う。アジア圏の人類霊を使っているフェイに宿るなら解るけど、それ以外で出てくるのはちょっとごめんなさいです。


 いや、まだ言えば1冊で2回は遣りすぎでしょう。1回目で回復しなければ良かったのにね……。


 何はともあれ完結です。次回作に期待をしつつ待ちたいと思います♪


>>蘭堂家の人々 Goddess of Innocence