SPFとPAの意味
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇SPFとは、Sun Protection Factorの略で、UVBによるサンバーン(ヒフが赤くなる)をどれくらい遅らせることができるかの目安。
例えば、20分で赤くなる人が、日ヤケ止めを塗って60分後に赤くなった(3倍の時間がかかった)ら、SPFは3となります。
一般的に、真夏の晴れた海辺で日本人のヒフが赤くなる標準時間は20~25分と言われます。
なので、SPF値×20~25分=紫外線防止時間
SPF=30の日ヤケ止めを塗ったとき、
20~25×30=10~12.5時間、ヒフが赤くなるのを防ぐことができます。
PAとは、Protection Grade of UVAの略で、UVAにより即時黒化(ヒフが一時的に黒くなる)をどれくらい遅らせることができるかという目安です。
PAの測定とは、UVAを浴びた2~4時間後の肌の黒化反応を基準としたもの。
例えば、素肌に比べて2~4倍の時間で同程度の色素沈着を起こした場合、PA+。4~8倍の時間で起こした場合は、PA++。8~16倍の場合は、PA+++(ピーエープラスプラスプラスorピーエースリープラス)。16倍以上の場合はPA++++。また、PAは日本独自の基準で海外では用いられていません。