2002/セドリック・クラピッシュ/フランス・スペイン
本当に今更ですが、ムード・インディゴを観たときに、あれ、この二人の、アレは書いていたんだっけ?と思って遡ってみたところ、アレは下書きに残ったままでした。。。
なので以下古い記事ですが。。。
「クラピッシュの新作にはオドレイ出るらしい!!!!!」
そんな話を初めて耳にしてから、楽しみで楽しみで仕方なかった作品が、
スパニッシュ・アパートメント
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全貌が明らかになるにつれ、これって私のための映画では!?と軽く勘違いしてしまいたくなるほど、この作品は、私好みとなる、はず、でした。。。
だって、
監督がセドリック・クラピッシュ
『猫が行方不明』大好きだから
主演がロマン・デュリス
一番好きな俳優さんかも
この組み合わせは『猫が行方不明』と同じだし!
そしてこれに、
オドレイ・トトゥが加わる!
生まれかわったらなりたい顔
群像劇
好きなかたち
カルチャーギャップとか、、、
好きなねた
バルセロナが舞台
当時一番行きたかった街
・・・はまらないわけがない
と、思われたのですが、、、、
。・゜・(ノД`)・゜・。
いいのよ、悪くないのよ、ドイツ人があーなるとことかさ、お約束的エピソードも嫌いじゃないわよ、、、
ただ、すごく、物足りない
内容はまあお国柄の違いがもう少しいろんなエピソードを交えて描かれていたらより私好みですが、あくまでもグザヴィエの成長記とするならうまくまとまっているかなと。。
(勤勉な日本人留学生とか、アラブの大富豪の息子とか、もっといろんな国が出てきたら、なお)
ただ、はて、いるのかな?
オドレイちゃんはさ、必要なの?
オドレイちゃんである必要はあるの??
彼女の魅力はあの目ヂカラ。
あの眼力で小悪魔的な奔放フランス娘を!!!!!
というのを期待していたのですがね、
なんとも普通の女の子でした
殻を破りたかったのかな?
破れたのかな?
私の目にはばりばりフィルターがかかっていたものですから、ただただ残念でならなかったのですが、一般的にはどうなんだろう?
あのオドレイちゃんは、あり!?
そして、彼女にとどまらず、
私、デュリスも、いっちゃってる感漂ってる風情が、より、好きなんだわ。
グザヴィエはグザヴィエでいいのだけれど、
好青年すぎてまぶしかった
でも、
私の好みで作ったらどうなる??
グザヴィエはバルセロナでアルジェからのルームメイトの影響で民族音楽にカルト的にハマり、
偵察にやってきた彼女は彼をあの手この手でパリに連れ戻そうとするも、一方で勤勉な日本人流学生を誘惑し、、、、、、、、、
ん。
二人が濃すぎるよ
観ていて疲れそうだ
全然違う設定で、このふたりの共演は観てみたいな。。。
いっそあれはオドレイ・トトゥじゃなければ、
オドレイ・トトゥ初見だったら、
私はもっとはまれたのかなとも思う。
この作品は、絶対に『猫が行方不明』を超える!!!!!と信じてやまなかった公開前の私、
公開後の一般的な論調も明らかに超えた派強し、、、
しかし私の中ではまだまだなの
あの、映画館を出たあとにスキップして帰りたくなる衝動を、『猫が行方不明』以来クラピッシュ作品で感じることはない。
クラピッシュ作品じゃなくても、、、ない、かな。
ちなみにこのあと、一応続編である「ロシアン・ドールズ」も観たのですが、感想はほぼ同じですね- 次回作に期待
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