HUB、嗅覚 | アマヤドリ

HUB、嗅覚


5日の夜のこと。
軽くビールが飲みたい友達と軽く何か食べたい私は池袋にて下車、HUBへ。
日曜の夜なのににぎわっている。

まだ子供っぽくてぺーぺーの若造だったころから知っている。
直接の働きっぷりは見ていないけれど、どうしたって想像がついてしまう。
不思議に縁が切れないのは私の努力ではなくて相手がとても優しく、同時にとてもわがままだからだろう。
そして私が男の子みたいで彼が女の子みたいだから。


ひととの関係において自分が一度楽な場所に落ち着こうとしてそこに身をおくともう二度ともとの立場には戻れないよね、という話をずっとしていた。
私がそういうことを身に感じたのは中学校の頃だったけれど、しっかり頭で考えられるようになるまでには大分長い時間を要した。
ひとは、ひとの上下関係に対して残酷なほど鋭い嗅覚を持っている。
一度位置づけられたらそれを覆すことは難しい。
仕事においてもそうだよね、という話をしていたら、女の人からそういうことを聞くととても不思議な気持ちになる、と彼は言う。
男からもしそういうことばを聞いたら反発心が芽生えそうなんだけど。と。
わかる気がする。

まだつっぱってみて失敗することが可能な年齢。
無理も利くし。

と考えて、じゃあ自分はどうなの?
って思う。
お姉さんぶってる場合じゃないなあ。


雨が優しく降っていて、
決めているのは私か、
という風にもためいきが出た。