初日終了 | アマヤドリ

初日終了

初日が無事おわりました。

今回は演出のなゆたさんが視覚的な部分にとてもこだわったみたいで、本番の直前まで照明などの転換がじっくり作りこまれてゆく。
テクニカルで作られたビジョンをどうお客さんへ運ぶか、どう感覚に落としてゆくかということは役者の仕事。
そここそしっかりとしなくては生身で介在する意味がない。

S君が本番で化けて、いいテンポでリードしていた。裏でやるなぁ、とつぶやいてしまった。今までもなかなか人物設定の味わいが深く細かいところでテクニックを感じてはいたけれど、うん、ほんとにおもしろい人物を作り上げてる。

主役のMちゃんも熱が入ってる。
Mちゃんの、まっすぐさが好きだなぁと思う。
愛される役者であることって才能だけれど、それを持っているんじゃないかなぁ…私は芝居のことはほぼ素人だけれど。

今回の芝居を見ていて思うことは、ああ、本当にこれは若いひとが書き若いひとが演じているんだなぁということ。
若いって青いって意味じゃあなくて、やはり今私の年ではきっとああいうことば、ああいう感情はもう過去のものにしようとしてしまっているなぁ…と感じる部分が随所にある。
だからってそこに感情移入ができないとか私はそんなところもうとっくに通り過ぎたんだよ、とかそういうことではない。
その年でしかつくれないもの、演じられないものはあるんだなぁと思うし、そこにいるからこそ発することのできる熱っていいなと思う。
年上ぶってるわけでもなくて…なんだかノスタルジーみたいなもの。

だから今日のMちゃんはいいと思ったんだよな。
安定よりも、今の私は嘘をつかないそのひと相応の、みずみずしい感情に突き動かされた一瞬が見たい。

Sちゃんの演技は安定している。声の発し方が気持ちいい。微細な息遣いとか強弱はさすが声のプロ。
笑顔が可愛すぎてどきどきしちゃう。
帰りに初めてちゃんとお話ができてうれしかった。

ヴァイオリンとは、今日合わせて練習してるときに二人してこれだぁっ!という鳥肌がたってしまった。
ドラマティックすぎるかなぁという危惧もあったけどここはこれでいい。
本番にあの感触が訪れたらいいのになぁ…!


いくつか、ランスルー前に撮った写真を。

 

照明さんと音響さん。
いろんな線や角度を調節してくれている。
いつもありがとうございます。

 

お世話になります。
喫煙所の、寂れて汚れた感じがかっこいい壁と灰皿。

 

装置を立てるために大きな脚立。
まだ客席を用意する前の会場。



ヴァイオリンをMちゃんから習ったSちゃん。すごく音感が良くてびっくり。
…を怪しい目で見つめるS君。



真ん中のミイラみたいなのが主演女優Mっぺです。
…あ、今回のお芝居、幽霊は出てくるけどエジプトの話じゃありません。



Mっぺと演出家をパパラッチ。
…あ、今回のお芝居、お笑いでもありません。



そして今回の相棒。
バイオリニストMちゃん。
音でも視線でも会場を包んでくれるから、安心して踊れます。