江戸切子みたいになりたい
踊りたい。
T(いや、Sか)の日記を読んで切実にそう思う。
そうだなあ、踊りたいんだ。レッスンに行きたい。
試験前に本を読んだりほかの勉強をしたくなたリするように。
今、私は踊りたいんだなあ。こうして文章を書いていても手が震えちゃうくらいに。
忙しいからってほかでもない自分にだけはごまかしはできない。
忙しいからって目が見えなくなってしまっているわけではないと思うけれど、バランスは悪かったような気がする。
前よりももう少しだけ自分が感じているなにものかについて迫っているように思えた。
手ごたえがあるわけでもないしそれを手のひらに載せて眺めることができるようになったわけでもない(だから当然、ひとにそれを見せてみることもできない)。けれどちょっと近づけたような気がして。
感じてみることと頭でそれを分析してみることの連結は相変わらずうまくいっていない。
多分まだわかってないんだろうな。
すぐにわかるものじゃないんだと思う。いつのまにか、忘れた頃にからだになじみ、取り出せるようになっているのだろう。
でもきっとその作業にあせっていて、あせっているわりには何をすべきかわかっていなくて、時間が過ぎてゆくことにまたあせる。
頭でっかちになって(というほど詰まっていないのに)、からっぽであることにおなかいっぱいになっていたのかもな。
絡み合っているのは影。
今はきっと、自分が求めていることや探し出すべきことがもやんとしすぎている。
そのからっぽを押しのけられるほどには一本通ってない。
醸成するまで待つことも必要だし、けれど待ちすぎてもすぐ忘れちゃう。
むずかしいな。
混乱を呼んでいるのはやっぱり、からだが澄んでいないこともひとつ。
響かせるための器がにごってるんだもの。
だからレッスンしたいんだろうな。
やっと、やっと今日やろうと思っていた仕事に手をつけられる。
おなかすいたけどがんばろう。
