秘める、春のにおい、つばさ | アマヤドリ

秘める、春のにおい、つばさ


感情の動きやたかまりを、はじめから動きにすまいとするのではなくてどんどん出して探っていこう。
全面に押し出すか、秘めるかというのはそのあとに考えたらいい。
まずは、どう動きたくてどうあらわしたいのか、どこにいきたいのかをきちんとわかることから。

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道行くひとはもう春のよそおいだな。
冬の日本はまっくろけだから、ちらほら花が咲いたように軽い。
なるべく手ぶらに近いようにして散歩がしたいな。
稽古があるからなかなかままならないけど。

3月の舞台は、近郊と都会がひとつのテーマでもある。
つくりてのひとが横浜のひとだから、こんなふうに横浜の町を眺めるのもいいな。
空気だけでも感じ取ろう。

みなとみらいは散歩にはもってこいだ。
ひらけていて、けれど建物もにょきにょきとおもしろい。
少しだけヨーロッパのかおりもする。

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今日の稽古では、踊りももちろんやったけれど半分の時間を使って、踊るときに持つお面を作った。
片目にしようと決めていたので左目をつぶして、そこに翼をつけることにした。
翼が、左目を覆っているように。