いちごのたより
遊びにいったらいちばんにおばあちゃんは今日描いたんだよ、とはがきを見せてくれた。
赤くて元気に育ったいちごの絵。
あんまり上手じゃないけど、というふうに出してきたけれどとても素敵だと思ったからそう伝えた。鉛筆の線も少しだけはみだした構図も赤の塗りも絶妙だよ、と。
そうしたらおばあちゃんはそうかねぇ、上手かねぇ?先生にも誉められたんだよお上手ですねって。そう?上手?うん、悪くないよねぇ?
私のお調子にのりやすい性質はおばあちゃんから受け継いでいるのだ。
一緒に行った友達に、今までつくったものを見せまくる。
歌の発表会の写真やお母さんの小さい頃の写真まで。
そんなおばあちゃんを私はいまここにかきとめる。
自慢しいなところもおばあちゃん、私に似せさせたに違いないなぁ。
