思い出す、キリアン、盲点 | アマヤドリ

思い出す、キリアン、盲点

ワークショップ一日目。

バレエの稽古からはじまる。
自由に動けるためには細くて強い芯が必要…なのに、からだのあちこちがぼんやりとあいまいになっていることを感じ、奥歯を噛む。
身につけてきた時に意識したからだの部分をまた思い出したのは、せっかく無意識にまで高めたものを手放してしまった証拠だ。
…けれどごにょごにょ悔やむ前に頑張ってみよう。

2時間のバレエレッスンのあとにキリアンの作品の一部を習う。
『Whereabout Unknown』という作品。
独自の文化を現在でも保ち続けている民族のアイデンティティと、まさしく今現在、私(たち)がどこに存在しているのか…ということを重ねたかたちで表した作品みたい。
そのさわりの部分を3日間で仕上げることになる。

***

帰り道友達と話したことが胸にとても響いた。
私にはたくさん欠点はあると思うけれど(こう書くことでそれに甘えるつもりもないのだけれど)、こうして指摘してくれることはほんとうに得難いこと。
なのに、話してくれたことが私にはほんとうには理解できなかったような気がする。
気付いていないことに少なからずショックを受けたし、ピンとこない自分の感覚の鈍さにも焦りを覚える。

けれどこころに留めて考え続けよう。
そうするしか、ない。


朝から春のようなあたたかさと、つつむ空。
稽古にいってきます。