ローザンヌガラ感想 1 | アマヤドリ

ローザンヌガラ感想 1

やっぱりこういうオープニングで始まるのね!と初めてのローザンヌガラ。
2階席からだからちょっとそれぞれの表情が見えなくて残念だったけど…。

私が素敵だと思ったのはくるみを踊った女性。
たおやかでやさしくて、という印象が確かなテクニックを包んでいる。これ、たぶんこの方の内面もあると思うんだけど…。
これがバレリーナから見てどうなのかわからないけれど、地面と足の関係がいいなと思った。
ほんとうは私はよく跳ぶダンサー、ちょっとした動きのなかに鈍さが感じられない、感覚で踊るダンサーが好き。
この方はどちらかというと地面から離れるとぶれるタイプだった。跳躍も高くはないし(もしかしたらあえてそう踊ってらしただけかもしれない、けれども) ちょっとしたところでどこかがおいてきぼりになる。
なのに、床とすごく密、というか、大切にちからをもらっている感じは見ていて膝をそろえちゃうようだった。
丁寧に踊ること。
そうだそうだ。


そしてお友達の出ていた作品。
よくもここまで!というくらいあらゆる動きを入れていた。
本当にからだのきく二人だったなぁ…無駄なステップがない。
動きはわりと無機的なのに、ドラマティック。

ただすごーく残念だったのは照明…どうしてオレンジのライトがあんなに見づらい色なの?ちょっと赤すぎる。黒板に赤で字を書いたら見にくいみたいに、ちょっと見づらかった。

構成と踊り手が作品をドラマティックに仕上げているのだから、照明があんなふうに劇的に変化しないほうがよかったなぁ、と思う。小さな劇場ならあの範囲の変化はおもしろいかもしれないのだけれどなにしろ人に対して光のあたる範囲が広いからものすごい場面転換に見えてしまって…これなくても素敵なのになぁ、と思った。

作品はおもしろかった。
好きな音楽だったし。
もっと彼の踊りを見てみたいと思う。


つづく。