2時17分 | アマヤドリ

2時17分

風が、とまった。


アイドリングの音だけが永く左耳からはいる。

つちふまずに触れて、踊らなくてはいけないと空を見る。


もう少し明瞭な寄り道をしたい。
皮膚の奥の骨を指のはらでたどるときみたいに。
薄やみのなかの色が喉の底に焼き付けられるみたいに。



立ち上がるとすべては眠っていなかった。