シークレット・ガーデン | アマヤドリ

シークレット・ガーデン



木の根元から素直な形をした葉っぱの
どこまで伸びても瑞々しいのとか、セイタカアワダチソウとかシオンとかが
合唱団みたいに幹に沿っている。
おおきな木も若芽も、中ぐらいの草も(そして私も)
みんなひとしく陽の光をうけて影をおとし、透かせている。

野放図なところがこころをとらえたんだ、と気付く。
むやみにあちこちから伸びている草をなぜか刈っていない。
なぜか。
りすがからまってカケスがついばみそうだ。

もし私と同じようにこの景色がすきだから刈らないのだとしたらうれしいのに。

あの幹に耳をあてたい。