外れの、一段下。 | アマヤドリ

外れの、一段下。

陽差しが肌に痛くなってきた。
学生に紛れて久しぶりの駅に降り、学生たちとは反対の降り口へ。
遮るもののない線路沿いを歩くと景色がすべて淡く見える。
遮断機を越えて小さなケーキやさんで一休み。床に寝そべっていた白い犬が私を出迎えてくれる。

坂のおおいまち。
看板が陽にやけてアスファルトと草の匂いがする。



久しぶりの劇場。
この楽屋でチラシの折り込みをしたのは何年前だろう?
埃と、やけた手摺りの匂いを覚えている。

今日はここで、裏方のお手伝い。
どんな出会いがあるのか、どきどきしながらマンゴージュースを飲む。